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Wednesday, September 22, 2004

marunouchi oazo

 仕事帰りに marunouchi oazo に寄ってみた。
丸の内オアゾ/Marunouchi oazo

 8月頃から気にはなっていた。中央線快速が東京駅に近付くと、右手にビルが見え「丸善」がその中にオープンすることが予告されていたから。記憶違いでなければ、このあたりは元々国鉄本社ビルが建っていた。
 オープンしたのが9月14日だったから、ちょうど1週間たったことになる。OAZOって、ひとつのビルかと思ってたら、そうではなくて、そのブロックにあるいくつかのビルの集合体をOAZOと呼んでいるようである。
 店舗のメインはやはり書店の「丸善」か。4フロア分の売り場があり広い。あまりゆったりした感じは無いが、その分、在庫している品数は多そう。慣れていないとレジもすぐには見つからない。9月23日まで、森山大道写真展をやっているようなので、行けたら見に行きたい。

森山大道オフィシャルサイト

 10月1日には、丸の内ホテル(7F~17F)がオープンする。シングルで23300円から、ツインで31385円からというのは、場所の割にはリーズナブル。

 ところで、中を歩いていて気付かなかったのだが、「東京自転車生活」の記事 オアゾの謎 によると、oazo 1階の床一面にマンホール上の蓋があるとのこと。それも蓋の模様が四種類あるらしい。ビルの床一面にマンホールというのは、たぶん必要ないだろうから、これは、もしかしてゲージュツなのだろうか。マンホールの蓋は、マンホールの蓋であるが故に鑑賞の対象となりえるようなところがあって、ゲージュツとして設けられたマンホールの蓋(のようなもの)に、例えば林丈二氏ならばどのような態度で接するのだろうと、すこし考えてしまった。


(追記: Good Rhythm: 丸の内・オアゾにも書かれています)

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新庄剛志 サヨナラ満塁ホームラン、のはずがシングルヒット

北海道日本ハムファイターズの新庄は、9月20日に札幌ドームで行われた対ダイエー戦で、9回裏二死満塁で打席に立った。この日の試合では、一時は6点差でリードされていた北海道日本ハムが、一旦は逆転したものの、再逆転され、さらに9回に3点を取って12-12の同点としいてた。そこで、二死満塁で新庄。初球を振り抜き、打球は左翼席へ。劇的なサヨナラ満塁ホームラン! のはずだったのが、さすがは新庄。それだけでは終わらない。何と、一・二塁間で前を走っていた一塁走者の田中幸を追い越してしまいアウト(喜びのあまり新庄と田中幸とが抱き合ったらしい)。一塁には到達していたので記録はシングルヒットとなった。新庄がアウトになる前に三塁ランナーがホームに生還していたため、この得点は認められ、結局13-12で北海道日本ハムが勝利した。

プロ野球選手にとっても、サヨナラ満塁ホームランなんか生涯にそう何度もあるものではないが、新庄の存在は完全にそういう価値観さえ超越している。

ちなみに、スポーツコラムニストの玉木正之氏は、「過剰な無意識」とうまく表現している。
新庄剛志讃江 過剰な無意識より抜粋すると、

 人間は、誰でも、どんなときでも、すぐに考えてしまう。考え込み、悩んでしまう。そこから考えに考えて、解決法を見出し、その解決法によって成功すれば、イチローのような「自意識過剰」な人間になるのだろう。が、新庄は、考えない。悩まない。考える前に、手が動き、身体が動き、口が動く。そして、ホームランを打ったり、敬遠の投球に飛びついてヒットにしたり、とつぜん野球をやめるといいだしたり、アメリカに行くと言ったり、フェラーリを買ったり、売り飛ばしたりする。

うーん、深い。この玉木氏の記事は、2003年12月に掲載されたものであるので言及されていないが、新庄は、2004年夏のオールスターゲームで、オールスター史上初の単独ホームスチールを成功させたりもしている。

今、プロ野球は、合併とか、リーグ再編とか、選手会によるストとかでいろいろともめている。そういったニュースにも興味があるのは確かだが、それはそれとして、やはりグランドの上で見せてくれるプレーに一喜一憂できるのは、スポーツ観戦者としての最大の喜びである。

ところで、パシフィックリーグは今年から(来年も? もしパ・リーグがまだあるならば)、プレーオフ制度を導入しておりレギュラーシーズンで3位のチームまでリーグ優勝の可能性が残されている。今、北海道日本ハムと千葉ロッテとが、まさにその最後のプレーオフ出場枠を得るために、僅差の3位争いをしている。

先週までは千葉ロッテのほうがやや優勢かと思われたが、日本のプロ野球史上初の選手によるストライキが行なわれ、18日(土)と19日(日)のゲームが中止となった。これらストによる中止試合の再試合は行なわれないことになっており、その結果、20日の試合が終わった時点で、北海道日本ハムの残り試合は3、千葉ロッテのそれは1。両チームのゲーム差は0.5で、北海道日本ハムがリード。ストが微妙に影響して、この20日の試合は北海道日本ハムにとっても落とせないゲームとなっていたわけである。

この日の入場者数は4万2千人で、今期最多。地元チームがリードされても帰る客はおらず、9回まで応援していたそうである。やっぱり、経営がしっかりしていれば、フランチャイズ展開によるファンの獲得って可能なんだろうなと再認識した。

新庄剛志に関する本
新庄語録
ドリーミングベイビー / 新庄剛志 著

(c) 2004, zig zag road runner.

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Saturday, September 11, 2004

NFL2004開幕

アテネオリンピックが終わって、一息ついていたのだが、また、寝不足の日々が始まる。

NFLの開幕試合が、9月9日(日本時間の10日)、Gillette Stadiumで行われた。
結果は、New England Patriots 27-24 Indianapolis Colts

(c) bskklog, 2004

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Friday, September 10, 2004

オラクル(Oracle)によるピープルソフト(Peoplesoft)買収

あれ? これってまだやってたのか。

IT Mediaが Oracleが司法省に勝利、PeopleSoft買収へ というニュースを伝えている。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0409/10/news022.html?eb30

 米司法省がOracleによるPeopleSoft買収を阻止しようと起こした訴訟で、米裁判所の判事は9月9日、Oracle側を支持する判決を下した。
(中略)
 司法省はOracle (ORCL) によるPeopleSoft (PSFT) 買収が反競争的であることを証明できなかったと、カリフォルニア北地区連邦地裁のボーン・ウォーカー判事は164ページにわたる判決文の中で述べている。

争点は、この買収が「企業向けソフト市場」の競争を損なうかどうかだった。
司法省の主張によると、この市場は、Oracle、PeopleSoft、SAPの三社の寡占状態にあるとのこと。
「企業向けソフト市場」を企業向け統合業務アプリケーションパッケージの市場と定義付けると確かに司法省の主張も当たっている部分があるが、サンフランシスコ連邦地裁の結論は、たとえこの買収が行われてもMicrosoft (MSFT) などの存在がOracleの反競争的活動を制限できるというものだった。

Oracleは、既に、PeopleSoftの発行済み株式の7.2%を買い付けているとのこと。現在は、1株21ドルまでの買い付けを提案するとともに、買い付け期限を9月24日まで延期している。
今後は、PeopleSoftのポイズンピル(毒薬)条項の適法性が裁判で争われる(9月27日に審理)。
また、MicrosoftとSAPの今後の動きも気になる。

しかし、それにしても、Oracleによる買収提案が開始されたのが2003年6月。もう既に1年3ヶ月もの期間が経過している。IT業界も、一時期に比べると随分とのんびりした動きになってきたとの印象をどうしても持たざるを得ない。

なお、9月10日のNASDAQでの値動きを見ると、このニュースはOracleにとってプラスに評価されているようである。

Oracle

(c) bskklog, 2004

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Sunday, September 05, 2004

Rachael Yamagata (レイチェル・ヤマガタ)

Rachael Yamagata

偶然ラジオで聴いて、その特徴的な歌い方とというか曲というか、気になっていたので調べてみた。
米国ヴァージニア州アーリントンで、日系米国人の父親とイタリアとドイツのハーフの母親との間に生まれ、現在25歳。
ピアノを弾きながら歌う。
CDデビューは、2003年10月か。ファーストアルバム「Happenstance」(ハプンスタンス)は、2004年6月8日に米国でリリースされ、9月8日にはその日本盤が出る。自分で曲を書き、このアルバムを作る際には、202曲もあった候補の中から選択したとのこと。

2004年7月に一度来日、8月から10月までは米国各地をツアー中のようである。
公式サイトで、曲を聴いたり、ビデオを見たりできる。


http://www.rachaelyamagata.com/

★GARY'S Blog★

(c) zig zag road runner, 2004

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Wednesday, September 01, 2004

メガバンク同士のTOB

「9月10日に三井住友銀行がUFJに対するTOBを開始する」と英FTが8月30日の記事で報じているらしい。
1兆6千億円の資金で、UFJの株式の51%を取得する計画とか。

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Google News 日本版 Beta

今日から、Google(GOOG)が、日本版のニュースサービスを開始した。

URLは、
http://www.google.co.jp/nwshp?hl=ja&tab=wn

NIKKEI NET の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040901AT1D0100Z01092004.html

 グーグルは日本語のニュース検索サービスを1日、開始した。国内の新聞社や通信社、テレビ局などが運営する600以上のサイトから情報を検索、表示する。

ちなみに、検索対象となっている新聞社として、日本経済新聞や朝日新聞や毎日新聞は含まれているが、読売新聞は含まれていない。読売新聞が著作権を侵害されたとして起こしている裁判で、地裁判決は既に出ている(読売側が敗訴)ものの、まだ最終決着がついておらず、そういう状況の中でGoogleに対して記事利用の許諾を行えなかったのだと思われる。

 同じ内容の情報がまとまって表示されるほか、キーワードから利用者が求めるニュースを検索することも可能。

検索と絡めてるところは、他のポータルサービスサイトととの差別化要因。
さらに、「記事は、コンピュータ プログラムで自動的に選択および掲載され」ているとのことであり、情報提供そのもののために直接人手をかけない点も、Googleらしい特徴。

なお、SEMリサーチが8月30日に伝えている記事によるとGoogleニュースに国選択プルダウンメニューが付けられたのは最近のことのようであり、今日現在では、米国側のサイトのこのメニューの中にも「日本(Japan)」が追加されている。

(c) bskklog, 2004

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Nikon D2X

ある筋(あまり信頼できる筋ではない)から得た情報によると、
Nokon D2Xの発売予定は「全然たってない」そうだ。
現時点で、Canonのデジタル一眼レフに、スペック的にかなり差をつけられており、
今度出すとしたら、社運をかけたものになるわけで、
中途半端なものは出せないという状況になってしまっているそうだ。

先日見たコンピュータ雑誌の広告(販売店の広告)で、「D2X」の文字があって、
なんか今にも発売されそうな雰囲気もあったのだが、
上のような状況だったら、当分出てこないだろうな。

ただ、それならそれで、ちゃんとアナウンスしてくれないと、
Nikonユーザは、D一桁台が買えない状況になってしまっている。
D2Hに手を出してよいかどうか判断できないから。
D2Hの実売価格が20万円切るようになってくると、買う人も多いのだろうけど。

Nikonデジタル

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(c) 2004, zig zag road runner.

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