オラクル(Oracle)によるピープルソフト(Peoplesoft)買収
あれ? これってまだやってたのか。
IT Mediaが Oracleが司法省に勝利、PeopleSoft買収へ というニュースを伝えている。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0409/10/news022.html?eb30
(中略)
司法省はOracle (ORCL) によるPeopleSoft (PSFT) 買収が反競争的であることを証明できなかったと、カリフォルニア北地区連邦地裁のボーン・ウォーカー判事は164ページにわたる判決文の中で述べている。
争点は、この買収が「企業向けソフト市場」の競争を損なうかどうかだった。
司法省の主張によると、この市場は、Oracle、PeopleSoft、SAPの三社の寡占状態にあるとのこと。
「企業向けソフト市場」を企業向け統合業務アプリケーションパッケージの市場と定義付けると確かに司法省の主張も当たっている部分があるが、サンフランシスコ連邦地裁の結論は、たとえこの買収が行われてもMicrosoft (MSFT) などの存在がOracleの反競争的活動を制限できるというものだった。
Oracleは、既に、PeopleSoftの発行済み株式の7.2%を買い付けているとのこと。現在は、1株21ドルまでの買い付けを提案するとともに、買い付け期限を9月24日まで延期している。
今後は、PeopleSoftのポイズンピル(毒薬)条項の適法性が裁判で争われる(9月27日に審理)。
また、MicrosoftとSAPの今後の動きも気になる。
しかし、それにしても、Oracleによる買収提案が開始されたのが2003年6月。もう既に1年3ヶ月もの期間が経過している。IT業界も、一時期に比べると随分とのんびりした動きになってきたとの印象をどうしても持たざるを得ない。
なお、9月10日のNASDAQでの値動きを見ると、このニュースはOracleにとってプラスに評価されているようである。
(c) bskklog, 2004
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