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Tuesday, November 30, 2004

バンド・エイド20 Band Aid 20


Do They Know Its Christmas? / Band Aid 20 [UK盤, 2004/11/29]

ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス? /バンド・エイド20 [日本盤, 2004/12/22]


何気なく今日の夕刊を読んでいたら、「バンド・エイド再び 飢餓救済CD 英国で発売」という小さな記事が目についた。

英国で2004年11月29日、スーダン西武ダルフール地方の飢餓などへの支援を目的にしたチャリティーCDが発売されたのとこと。ロンドン市内のショップでは、当日、開店時間を早める対応も行なったとか。

20年前の1984年、Bob Geldof が中心となった「バンド・エイド」がエチオピア飢餓救済を目的に「Do They Know It's Christmas?」を出した。今回の「バンド・エイド20」はその再現であり、29日に発売されたCDも、同じ曲「Do They Know It's Christmas?」である。このCDには、1984年のオリジナルバージョンと、1985年7月にWembley Arenaで行なわれたLive Aidでのバージョンも収録されているようである。

今回プロデュースしたのはナイジェル・ゴルドリッチ。参加したアーティストには、ダークネスのジャスティン・ホーキンス、ジョス・ストーン、ジャメリア、ジョス・ストーン、U2のボノ、ロビー・ウィリアムス、ポール・マッカートニー、ミス・ダイナマイト、デイモン・アルバーン、ディジー・ラスカルなどが含まれているようである。

ORICON STYLE(http://www.oricon.co.jp/music/news/041122_02.html)には、Bob Geldofへのインタビューが掲載されており、それによると、

彼は、「当時、バンドエイドを支持してくれた人たちは、今や影響力のある立場にいる」、そして「資金を調達するだけでなく、政治的な要求をする」と主張しているようである。

まあ、いいのだが、Band Aid以前の、The Boomtown Ratsの「I Don't Like Mondays」や「Rat Trap」や「Banana Republic」などを好んで聴いていた者としては、このような政治的動きにはあまり興味がないというのが、正直なところではある。

なお、日本盤も12月22日に発売されるようであるが、既に、Amazon.co.jpで英国盤が入手可能となっている。

Live Aid [DVD, 4枚入]


ボブ・ゲルドフ

Amazon.com(米国)では、The Boomtown RatsのCDが、まだいろいろと販売されているようである。
The Boomtown Rats

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旬のイギリスでは、「Appleの iTuneではダウンロードできない理由」について、BBCのニュースが紹介されている。


(c) 2004, zig zag road runner.

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Monday, November 29, 2004

少女レツナ

非常に不思議なものを見つけた。


少女レツナ 福島メグミコ・著

合法童話全集一
検閲済 小児向特別版

ってどういうこと?

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明治製菓本社ビル

明治製菓本社ビル(東京都中央区京橋2丁目)が完成している。しばらく前から工事中で、ときどき気になっていた。

1Fでは、フレンチレストランのシェ・イノ(chez inno)が12月1日に開店する。
京橋3丁目の第百生命ビルから移転してくるとのこと。

1Fには、「100% Chocolate Cafe」という名前のカフェも、現在開店準備中であり、こちらのほうは12月7日17時に開店するらしい。

(c) 2004, zig zag road runner.

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Sunday, November 28, 2004

Lee Morgan

今日聴いたCD。
これを買ったのも1990年代前半だった。
録音は、1957年11月18日と1958年2月2日。
プロデューサーは、あの Alfred Lion。
収録されている7曲の中では、3曲目の「C.T.A.」が好き。
4曲目の「All the Way」も味がある。
ピアノは、Sonny Clark。トランペットのいわゆるワン・ホーン・カルテット。

Candy / Lee Morgan

* Lee Morgan - Trumpet
* Sonny Clark - Piano
* Doug Watkins - Bass
* Art Taylor - Drums

Lee Morgan

Candy (キャンディ) / Lee Morgan

noppo's blogによると、この作品が作られたとき、Lee Morganはまだ19歳だったとか・・・

(c) 2004, bskklog.

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撮影すること

今日は、あるミュージシャンを撮影。
その合い間にいろいろと話をした。
そのミュージシャンも、写真のことをわかっている。
人の写真を撮っていると、その人が他人に対して置いている距離感がわかるとか。
撮られる側としては、自分でいろいろ考え抜いて撮影に臨む場合と、相手にまかせてしまう場合があるとか。
いろいろ参考になる。

(c) 2004, bskklog.

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Dexter Gordon

今日聴いたCD。
このCDも、1990年代前半に買った記憶がある。
録音されたのは1963年5月23日で、プロデューサーはFrancis Wolff。
ピアノに、Bud Powellがはいっている。
'60年代のジャズは、味わい深くてよい。
5曲目の A Night in Tunisia は、曲としては、最も好きな曲のひとつ。
この曲のイメージを確かめるために、わざわざ Tunisia まで行ったほど。

Our Man in Paris / Dexter Gordon

* Dexter Gordon - Tenor Sax
* Bud Powell - Piano
* Pierre Michelot - Bass
* Kenny Clarke - Drums


Dexter Gordon

Our Man in Paris (アワ・マン・イン・パリ) / Dexter Gordon

(c) 2004, bskklog.

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Saturday, November 27, 2004

都心大規模書店の憂鬱 / 新宿・山下書店の閉店

今日、「ネット商戦」という記事を書いたが、そのあとで新宿に行ってみたら、山下書店 マイシティ店(新宿・マイシティの6F)がなくなっていた。11月23日で閉店したとのこと。もしかしたら、10月30日にオープンしたジュンク堂書店新宿店(1100坪の売り場に常時90万冊の書籍)の影響を受けているのか?

都心部の書店といえば、今年7月16日に青山ブックセンター(ABC)が全店を閉鎖し営業中止(その後他社の支援も受けて青山本店と六本木店は9月に再開)したという象徴的なできごとがあった(このニュースは、報道機関の媒体よりもblogで短時間のうちに広く伝わっていったという現象も特徴的だった)。新宿ルミネ内にあったその店舗スペースには現在ではブック1stが入っているが、従来よりもスペース効率を重視した売り場構成となっている。
また、今年9月には、新しくオープンした丸の内oazoの中に丸善が入っているが、こちらも、売場および商品の構成は、かなり回転率を意識しているように見受けられる。

おそらく都心部の大規模書店の経営はかなり厳しくなってきているのだろう。再開した青山ブックセンターは、縮小した店舗で「ファン」を吸引する方向だろう。いずれにしても、従来以上の工夫をして特徴を出していくことのできないところは撤退をせざるをえなくなってきている。そして、これは、売上げがネットのほうに流れていることと無関係ではないと思われる。

なぜ人はジュンク堂書店に集まるのか 著者:渡辺満

いそがなくたって、そこに本屋があるじゃないか 著者:高津淳

トーキョー徘徊日記:青山ブックセンターの遊びゴコロ健在

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Roy Hargrove

今日聴いたCD。
10年以上前に、ロンドンのピカデリーサーカスのタワーレコードで購入。
あのころは、結構ジャズに凝っていた。
どこかでRoy Hargroveの生演奏を聴いて、それでこのCDを買った記憶がある。

The Vibe / Roy Hargrove

Roy Hargrove Quintet
* Roy Hargrove - Trumpet
* Antonio Maurice Hart - Alto Sax
* Marc Anthony Cary - Piano
* Rodney Thomas Whitaker - Bass
* Gregory Hutchinson - Drums

1992年6月リリース, PD90668

Roy Hargrove

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Thursday, November 25, 2004

Puffy Amiyumi

Puffy Amiyumi (Amazon.com)

Puffy (Amazon.co.jp)

「Hi Hi Puffy Amiyumi」というTV番組が米国で人気?

2004年11月16日に、同名の「 Hi Hi Puffy Amiyumi 」というUS盤アルバムが出ているみたい。

アメリカその日暮らし アート・ファッション編というblogに書かれている。
あと、Birth of Bluesというところにも。

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Wednesday, November 24, 2004

Clash Bowl 準決勝

 日曜日に書いた通り、アメフト関東大学リーグのプレーオフ準決勝を見てきた。結果は、予想したのとまあ近かったという感じか。

 第1試合は法政大学対専修大学。法政のショットガン主体の攻撃がコンスタントに進んでいく感じ。特にQBに菅原(18番)が入ってからは。専修の守備は、最初のうちはオープンへのランをよくとめていたのだが、QBロールアウトと見せかけての真ん中あたりへのショベルパスでロングゲインを許すなどしているうちに、段々と的を絞れなくなってくる。で、法政が第3クォーター終了までに着々と4つのフィールドゴールを決め12-0。一方の専修の攻撃は、第3クォーター終了まで、攻撃シリーズが6回まわってきたがすべてパント。つまり、第3クォーターまでは、だいたい予想していた通りの展開。ところが、第4クォーターに入ってからが予想外。まるで別チームかのように専修のQB中田のパスが、長いのやら短いのやら決まりはじめる。専修のオンサイドキック成功(よく見えなかったよく見てなかったが、ハドル組んでる状態から蹴ったのか?)もあって、2つのタッチダウンをあげて14-19。最後のほうは法政がランプレーで時間を稼いだので、専修の最後の攻撃は時間切れ。

 第2試合は中央大学対早稲田大学。こっちも途中までは予想通りの展開(実は、もっとロースコアのゲームになると思っていたが)。前半、中央の守備がスクリメージラインの後ろで早稲田のランナーをタックルする場面が多数あり。ヤードチェーンの位置よりも後ろで第4ダウンを迎えたシリーズが多く、もしかしたら早稲田の前半の攻撃獲得ヤードはゼロに近いのではないかと思われる。中央の攻撃は、成沢(5番)のランで着実に前進していく。ランプレーの選択が多いようだが、これは時間消費狙いだろう(リーグ戦でも時間消費をかなり意識した戦い方をしていたゲームがあった)。そして、第3クォーター終了までに中央は2つのタッチダウンをあげた。ひとつは永田へのパスで、ひとつは宮幸のラン。中央のタッチダウンは両方ともセンターライン付近からの一発ロングゲインによるもの。早稲田守備の穴ができた瞬間のそういう貴重なチャンスを、中央はモノにすることができた。こっちの試合も、第1試合と同様に、第4クォーターに異変が起こった。突然、中央のランプレーが進まなくなり、逆に早稲田のパスが決まりはじめる。中央大学の反則による罰退などもあって、早稲田が1タッチダウンを返して(得点は7-14)、さらに、第4クォーターの残り28秒というところでターンオーバーによって早稲田が攻撃権を獲得(中央大学陣45ヤードあたり)。そして、残り3秒(ボールは29ヤード地点)から早稲田QB新田(弟)がエンドゾーンに投げたパスが決まったかと思ったが、その前に中央がインターフェア。この反則は仕方ない。そして、15ヤード地点からの再度の攻撃でパスを投げるがこれは不成功でタイムアップ。

 偶然、2試合とも、劣勢だったチームが第4クォーターにぎりぎりまで迫るというゲーム内容だった。

 決勝は、12月5日に、法政大学対中央大学。

関連blog:
ふもぶろぐ: CLASH BOWL準決勝
D-M HOUSE DIARY: CLASH BOWL準決勝観戦記

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Sunday, November 21, 2004

Clash Bowl 準決勝を予想する

アメフトの関東大学リーグClash Bowlの準決勝が、あさって11月23日に駒沢陸上で行われる。たぶん見に行くと思うが、一応、勝敗を予想しておく。

第1試合の法政対専修は、法政の勝利。法政のショットガン攻撃を専修の守備がとめられるかどうかがポイント。法政が大差をつける可能性もある。
第2試合の中央対早稲田は、中央の勝利。今年の早稲田の攻撃では、おそらく、あまり点を取れないのではないだろうか。ロースコアの勝負になりそう。

どうなることか。

American Football

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X League ファイナル6

アメフト Xリーグ ファイナル6の第1ラウンドが行なわれた。
横浜スタジアムでは、オービックシーガルズ 10-3 鹿島ディアーズ
長居球技場では、アサヒビールシルバースター 10-7 アサヒ飲料チャレンジャーズ

鹿島のQBは鈴木。鹿島が3点しか取れなかったのはちょっと意外。どうしたのだろう。
シルバースターは、第4Qに一旦同点にされたけど、終了7秒前にFGを決めるという、シルバースターらしい勝利。シルバースターのQBは金岡だったみたい。この前の東京ドームでの試合ではずっとベンチにいたが。記録を見ると、金岡の今日のラッシングは4回で、最長は40ヤードとのこと。これ、ちょっと見たかったかも。

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Hacker's Delight / ハッカーのたのしみ

ハッカーのたのしみ

おもしろい本があるのを見つけた。帯に「コンピュータに侵入するためのテクニックではありません」とわざわざ書いてあるのがちょっと笑える。

タイトル:「ハッカーのたのしみ 本物のプログラマはいかにして問題を解くか」
著者:Henry S. Warren
出版社:エスアイビーアクセス
発売:2004年09月

英語の原著はこちら、
タイトル:Hacker's Delight
著者:Henry S. Warren
出版社:Addison-Wesley Pub
発売:2002年07月17日

どうやら、コンピュータプログラムを書く際の、様々な演算を駆使したテクニックについて書かれている本のようである。

原著のほうの背表紙のコピーによると、

"This is the first book that promises to tell the deep, dark secrets of computer arithmetic, and it delivers in spades. It contains every trick I knew plus many, many more. A godsend for library developers, compiler writers, and lovers of elegant hacks, it deserves a spot on your shelf right next to Knuth."

いくつかのblogで既に話題になっており、非常に面白そうなので、そのうち買って読んでみよう。

ところで、日本語サブタイトルに含まれている「本物のプログラマ」という言葉で、以前に読んだある文章を思い出して探してみた。それは、「Real Programmers Don't Use Pascal」と題された文章である。これは、1982年か1983年頃に、Ed Post(Tektronix, Wilsonville, OR, USA)という人によって書かれてものであり、英語の原文は、例えば、
http://www.pbm.com/~lindahl/real.programmers.html
http://www.ee.ryerson.ca:8080/~elf/hack/realmen.html
http://www.cs.bgu.ac.il/~omri/Humor/real-progstory.html
に今でも残っている。また、日本語訳は、
http://www.genpaku.org/realprogrammerj.html
にあるようである。

この文章には、例えば、

  • Real Programmers aren't afraid to use GOTOs.
  • Real Programmers can write five page long DO loops without getting confused.
  • Real Programmers like Arithmetic IF statements -- they make the code more interesting.
  • Real Programmers write self-modifying code, especially if they can save 20 nanoseconds in the middle of a tight loop.
  • Real Programmers don't need comments -- the code is obvious.

などと書いてあり、当時としてもインパクトがあった。雑誌「bit」などでも話題になったように記憶している。

また、「キッシュ」(quiche)という食べ物は当時の日本ではあまり知られておらず(今でも知られていないかもしれない)、どこかに書いてあった注釈を読んでなんとなく理解した。ところで、なぜ「キッシュ」なのかというと、これは1982年4月1日にPocket Booksというところから出版された「Real Men Don't Eat Quiche」という本が元になっているようである。この本は絶版だが、日本或いは米国のAmazonを通して買えるようである。

Real Men Don't Eat Quiche (amazon.co.jp)
Real Men Don't Eat Quiche (amazon.com)

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Thursday, November 18, 2004

阪神の藪投手、Anaheim Angels入りか?

Anaheim Angels

阪神タイガースの藪恵壹投手(36歳)がFA宣言して大リーグ移籍も視野に入れていることは、10月の時点で既に日本のメディアでも紹介されているが、具体的な球団名として、Anaheim Angelsの名前が出てきた。

2004年11月16日(7:57 PM ET)付のMLB Newsの記事によると、

The Japan Times reported that longtime Hanshin Tiger Keiichi Yabu returned from the States on Monday and is interested in pitching in the Major Leagues. The Times said rumors have surfaced that Yabu -- a 36-year-old who has filed for free agency -- has drawn interest from the Angels, among other clubs.

とのこと。

Anaheim Angels #1
Anaheim Angels #2


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15歳のプロ野球選手

ドラフト

ダイエーホークスを、その興行権とともにソフトバンク(現在、社名変更検討中)が買収する方向で固まってきて、球界再編もとりあえずは一段落ついてきた(西武ライオンズはまだ不透明だが)が、そんななかで11月17日、ドラフト会議が行なわれた。

「裏金問題」で注目された一場靖弘投手(明治大学)は自由枠で東北楽天ゴールデンイーグルスに、「超高校級」と言われたダルビッシュ有投手(東北高校)は意外と無抽選で北海道日本ハムファイターズに1位指名された。

驚いたのは、阪神タイガースの第8巡目指名の辻本賢人投手。この辻本投手は、何と15歳で、日本プロ野球のドラフト史上最年少の被指名選手だそうである。日本の学校に在学していれば、ドラフト対象には規則上ならないのではないかと思うが、辻本投手は12歳のときに自ら野球留学の道を選んで現在は米国のマタデーハイスクール在学中(但し、休学中)とのことで、それで指名可能だったのだろうか。

それにしても、「15歳」というのはインパクトがある。「源五郎丸洋」以上にインパクトがある。

さらに驚くのは、この辻本投手、2000年の映画「岸和田少年愚連隊 岸和田少年野球団」に、11歳のときに少年野球選手役で出演。この映画出演をきっかけとしてテレビCMにも出演済みとのこと。

辻本投手に現在マンツーマンでコンディショニングを指導しているトレーナーの立花龍司氏は、元々、ロッテと近鉄でもコンディショニングを担当していた人で、プロ野球界でも信奉者が多いそうだが、その立花氏もが、辻本投手のことを将来有望で「スゴイ」と感じているそうだ。現時点で、時速141キロの球を投げるが、将来は160キロをマークする可能性もあるとか。

活躍を期待したい。

なお、規則については、スポニチの記事に記載されている。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/10/30/02.html によると、

 1991年以降、ドラフト外入団は廃止され、新人選手はすべてドラフト指名か、自由獲得枠での入団に限られる(野球協約133条の2)。
 新人選手とは日本の中学、高校、大学の在学者(または経験者)で日本の球団と契約したことのない選手を指す。日本の中学、高校、大学に在学経験はなくとも、日本国籍を有する者は新人選手とする(同133条)とあり、今回の辻本選手のケースが該当する。
 ただ、今回の同選手は米国の高校を休学中で、入団契約する場合、退学した上で行うことになる。日本で在学中の選手は卒業見込み(同135条)か、同年度の4月1日以前に退学した選手(同135条の2)でないと選択(指名)できない。外国の場合、退学の規定がなく、特例と言える。

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げんまつWEB タイガース歴史研究室~猛虎歴研~

ドラフト2004 ドラフト候補選手顔写真名鑑
NIKKAN SPORTS GRAPH


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Tuesday, November 16, 2004

infumiaikumiai (韻踏合組合)

今日、たまたま、大阪をベースに活動するグループ韻踏合組合(いんふみあいくみあい)のサイトを初めて訪れた。そこで視聴試聴できるようになっているのだが、「ジャンガル」という曲に妙にはまってしまって、ほぼ一日中聴いていた。いい曲だ。癒しっぽいのだが、何だか脳を直接刺激してくるような感じの音。ちなみに、「ジャンガル」とはヒンドゥー語で「ジャングル」を意味する言葉だそうだ。あと、「揃い踏み」という曲も、何か迫ってくるような音。いい。

ちなみに、サイトで試聴できるのは、1.揃い踏み、2.ジャンガル、3.グリーン車の3曲で、1.はファーストフルアルバム「クリティカルイレブン」に、2.と3.はセカンドフルアルバム「ジャンガル」に入っている。

オフィシャルなディスコグラフィ(http://www.infumiaikumiai.com/disco_cd.html)によると、「ジャンガル」は、

 CHIEF ROKKA、HEAD BANGERZ、NOTABLE MC、ILL MINT。IFK結成時からのメンバーが揃った第一期IFKの集大成。
リリック、トラックともに格段の進化を遂げ、一種の完成形をみせる。各誌の年間チャートにメジャーアーティストと並んでランクインするなど絶大なる評価を得るとともに、IFKの名をシーンに刻みこんだ。

とのこと。

とりあえず「ジャンガル」を買ってみることにしよう。

韻踏合組合

1stフルアルバム「クリティカルイレブン」

2ndフルアルバム「ジャンガル」

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木村カエラの「Kaela★Blog」

木村カエラのblog 「Kaela★Blog」で、地震の発生が予告されていた。

2004年10月19日の記事「地震」に掲載されている地震雲が撮影されたのがおそらく10月18日。そして、新潟県中越地方地震(震源地付近で震度6強)が発生したのが10月23日(土曜)の夕方。

KAELA / 木村カエラ

2004/12/08発売

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Monday, November 15, 2004

Blogに関わる著作権 (2) ~ Niftyの場合

今朝、Blogに関わる著作権という記事を書いたのだが、今、このblogの管理画面を見ていたら、Cocologを管理しているNiftyから、「ココログの利用規約に著作権についての記述を追加しました。」というアナウンスが出ていた。
(http://info.cocolog-nifty.com/info/2004/11/post_7.html)

http://www.cocolog-nifty.com/enter.htm に記載されている利用規約第11条を参照すると、

第11条(ニフティによる利用)
ユーザーが作成したホームページに係る著作権は、原則ユーザーに帰属しますが、ニフティは、サービスの広告・宣伝、利用促進の目的に限り、メタデータ(RDF Site Summary形式など)で配信されたblog上の情報を、ニフティが管理・運営するWebサイトに掲載することが出来るものとします。

(下線は引用者が引いたものであり、今朝の時点から追加された箇所を示す)


となっている。タイミング的に考えて、明らかにlivedoor blogの規約変更騒ぎを意識した追記であろう。
尤も、利用者が書いたテキスト等の著作権は利用者に本来原始的には帰属するはずのものであるから、本日追加された内容は、単なる確認のための明記であると解釈してよいだろう。

それにしても、対応の早さにちょっとだけ感心した。

ここにも、やや詳しい解説が載っている。:
バーチャルネットアイドル 更紗姫11歳のイチゴ畑日記!:livedoorの件の続き・・・

(c) 2004, bskklog.

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Blogに関わる著作権

dawnというblogにblogに於ける著作権という記事が書かれている。

これによると、livedoor Blogの規約が改正され、

第8条 (ウェブログの公開について)
(変更後)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。

となったそうである。「無償で」という言葉が追加されたのと、「弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しない」という一文が新たに入ったらしい。これでは、利用者の権利が過度に制約されていると考えざるを得ない。

因みに、ニフティのblogサービス「ココログ」の2004年3月16日付の利用規約では、

第11条(ニフティによる利用)
ニフティは、サービスの広告・宣伝、利用促進の目的に限り、メタデータ(RDF Site Summary形式など)で配信されたblog上の情報を、ニフティが管理・運営するWebサイトに掲載することが出来るものとします。

となっており、livedoorに比べると、利用者の権利が尊重されている。一利用者としても現時点では許容できる規定となっている。

また、fc2 blogの利用規約(http://blog.fc2.com/kiyaku.html)では、

■BLOGの公開について
FC2BLOGにて作成される全てのウェブログについて、FC2運営において必要とされる宣伝等を目的として利用者への通知無しに自由に利用する事が出来るものとします。その場合、意図的な削除等は禁止いたします。

(中略)

■財産権について
ユーザーはFC2ブログ内において自己が作成したテキスト・画像等の内容について著作権を有するものとします。
テンプレートに関する著作権はFC2が有します。
変更後のテンプレートも同様にFC2が著作権を有します。
FC2はユーザーが作成したコンテンツを転載、要約する権利を有します。


と、ニフティとほぼ同様の規定であると考えられるが、「財産権について」の項において各著作物の著作権の帰属を確認的に明示している。

ちょっとlivedoor blogは、使いにくそうである。

関連blog:
Pon:ライブドア、規約改定問題
絵文録ことのは:LivedoorBlog以外にも権利侵害規定!ブログ著作権規約を全チェック

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写真を撮っていてふと想ったこと

同じく写真を撮るという行為をしているのに、お仕事として撮ると非常に疲れてしまうのは、なぜだろう。

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Sunday, November 14, 2004

アメフト 関東大学リーグの試合

2004年11月13日、川崎球場へ、アメフト関東大学リーグの試合を見に行ってきた。かつてプロ野球の大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)やロッテオリオンズが本拠地としていた川崎球場、さらに言えば阪神タイガースの佐野選手が外野フライを追ってフェンスに激突した川崎球場は、知っている人は知っていると思うが、現在はスタンドが撤去され、また新しい人工芝が敷かれており、アメフトの試合ではグランドレベルに降りて観戦することが可能となっているというある意味貴重な場所である。

今日の第1試合は、慶應義塾大学ユニコーンズ 対 日本大学フェニックス。日本大学は、第1Qにリードされたものの、その後、パスを中心とする多彩な攻めで、慶応の守備を切り崩し、結局42対25で勝利した。日大の勝利は一応予想通り。これで日大はリーグ戦の全試合を終了し、成績は4勝2敗となった。明日(11月14日)の専修大学対東海大学の結果次第では関東大学選手権(クラッシュボウル)準決勝に進出する可能性が残った。日大は、今年は日大三高出身者を含めて多くの新入部員を獲得したことなどをベースとして、着実にチーム再建を行ないつつあるように思える。

asahi.comの記事(http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200411130234.html)によると、

 14日の専大-東海大戦で、(1)専大が勝つか引き分ければ専大(2)東海大が38点差以上で勝てば東海大が進出。(1)、(2)以外のケースは日大がプレーオフに進む。

第2試合は、立教大学ラッシャーズ 対 横浜国立大学マスティフス。先週までで、立教大学が1勝4敗、横浜国立大学が2勝3敗。この試合に負けたほうが2部との入替戦に出場しなければならず、両チームとも必死さの伝わる戦い方だった。思ったとおりの接戦となり、スタッツ的には立教のほうがほぼすべてにおいて上回っていたようだが、結果的には24対22で横浜国立大学が逃げ切り勝ち。横浜国立が前半終了間際に短時間のドライブで決めたTDが効いた。また、立教大学の前半のセンターライン付近からの4thダウンギャンブル失敗も、結果的に接戦になっただけに、立教にとっては痛かったと思う。横浜国立大学は、リーグ戦を終わって3勝3敗で来季も一部残留が確定した。WRの仲山恵都(23番)は4年生なので卒業するはずだが、QBの中嶋俊輔(17番)が2年生、RBの横川翔馬(29番)がまだ1年生で、来年も楽しみなチームである。

明日も横浜スタジアムで観戦の予定。

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Thursday, November 11, 2004

paleorange

11月23日(火曜・祝日)に、paleorange企画「Psychic Magic 002」(~マダム FOREVER 酔いどれて そして…~)というイベントがある。paleorangeのライブには何度も足を運んだが、今度のは、特別な意味があるので、絶対に行かねば。

Paleorange
news(告知)

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Wednesday, November 10, 2004

Wittgenstein

今日、気になったのは「ウィトゲンシュタイン」と「シモーヌ・ヴェイユ」

かつてウィーンに行ったときに、わざわざ、ウィトゲンシュタインの住居を見に行ったのを思い出した。

ウィトゲンシュタイン(Ludwig Wittgenstein)は、1889年ウィーン生まれの論理哲学者、言語理論学者。英国のケンブリッジで哲学などを学んだ後、第1次世界大戦の時期にオーストリア軍に入る。従軍中に書き綴ったノートが、後にVienna Circleにも影響を与えるTractatusの基礎となる。軍を退いた後、再びケンブリッジで活躍。1951年、没。

7. What we cannot speak about we must pass over in silence.

上記のVienna Circleにはあのゲーデルがいたとか、ウィトゲンシュタインの大学での教え子の一人にあのチューリングがいたとか・・・ 本当にすごい時代だったのである。

はてなダイアリーあたりにも解説されている。

ウィトゲンシュタイン #1

ウィトゲンシュタイン #2

ウィトゲンシュタイン #3

シモーヌ・ヴェイユ

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Tuesday, November 09, 2004

Wolfgang Tillmans

Wolfgang Tillmans (ウォルフガング・ティルマンス)

2004年11月9日、今日、気になった写真家。人間の描写の力強さ。目を引く絵。

なぜか最近、書店でこの人の写真集をよく見るなと思っていたのだが、パリノルール blogや、masslogueによると、現在、東京オペラシティアートギャラリーと、ワコウ・ワークス・オブ・アートにて、写真展をやっているとのこと。ぜひ、見に行かねば。オペラシティのほうは、夜20時まで(金曜・土曜は21時まで)開いているので、平日にでも行けそうである。それにしても、この写真家は、人物だけではなく、静物や、コンコルド(超音速飛行機)なんかも撮っているようあり、それぞれの作品に強い独自性を感じさせる。コンコルドは、ロンドンに居たころにHeathrow Airportで何度か見たことがあるが、20世紀的インダストリーのあるひとつの方向への極限の姿である。そして、パリノルール blogに掲載されているコンコルドの写真などは、その美しさを独自のフレーミングで的確に捉えている。

■東京オペラシティ アートギャラリー
「ヴォルフガング・ティルマンス|Freischwimmer」
2004.10.16[土]─ 12.26[日]
http://www.operacity.jp/ag/exh55/

■ワコウ・ワークス・オブ・アート(東京)
「ヴォルフガング・ティルマンス new photographs」
2004.10.15(金) - 11.20(土)
2004.11.26(金) - 12.24(金)
http://www.wako-art.jp/

なお、東京オペラシティのサイトによると、後藤繁雄さんや、ホンマタカシさんや、佐々木直也さんや、都築響一さんらを迎えてのゲストトークイベントも行なわれるようである。ホンマタカシさんとは、もしかして、『i-D』つながりなのだろうか。ティルマンスは、ドイツ生まれで、1990年代からロンドンでの活動(『i-D』など)を通して注目されるようになったとのことである。


* Portraits / Wolfgang Tillmans

* Concorde / Wolfgang Tillmans

(c) 2004, bskklog.

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有線も西武に触手?

超新星さんからもコメントを付けていただいたとおり、今朝(2004年11月9日)の日経新聞1面の記事によると、有線ブロードネットワークスも西武球団買収に意欲を持っているとのこと。8日の段階では、コクドも西武球団も、売却自体を完全否定するようなコメントを出しており、日経もコクドの社長のコメントを小さく報じてはいるが、それでも1面に上のようなニュースを持ってくるということは、記事内容にかなり自信があるのか。西武の件では一貫して日経が他紙をリードして記事を出しているが、もしかしたら、証券会社などの筋からの情報か。

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Monday, November 08, 2004

ライブドアは買収の意向あり

西武ライオンズの売却について、西武ライオンズ売却というのとライブドア・ライオンズ?というのを書いたが、その続報である。

2004年11月8日の日経新聞夕刊によると、ライブドアの堀江貴文社長は、コクドが売却しようとしている西武ライオンズについて、「条件が合うなら欲しい」と日経記者に語ったとのこと。但し、コクド側が200億円~250億円での売却を希望しているのに対して、ライブドア側は、観客数や将来のキャッシュフローなどを見越しても現在価値は100億円に満たないと考えているようである。コクド側は、リストラを急がねばならない事情を抱えており、売却金額については柔軟な交渉に応じるとも伝えられている。

土曜日(6日)の時点では、ライブドア側は断る、とも伝えられていたが、まだまだ状況は流動するようである。

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Saturday, November 06, 2004

アメフト 中央大学が専修大学に勝利

アメフト 関東大学リーグ
中央大学 6-3 専修大学
両チームが4勝1敗で並んだ。

(c) 2004, bskklog.

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ライブドア・ライオンズ?

今朝、西武ライオンズ売却について書いたが、続報によると、先日の新規球団審査でパ・リーグへの参入が認められなかったライブドアに対して、外資系証券会社を通じて西武ライオンズの買収提案が持ち込まれているとのこと。西武ライオンズを所有するコクドは、西武鉄道株問題で財務体質が劣化しているため、早く売却したいようである。

ソフトバンクもダイエーホークス買収への意欲を持続しており、もしこれらがすべて今シーズンオフに実現すれば、楽天とあわせて、パ・リーグに一気に3つのIT企業系球団が誕生することになる。

それにしても、売却側からの提案額200億~300億って、いくらなんでも高すぎないだろうか。もしかして、西武ドームも付いてくるの?? いや、それでも高すぎる。

まだ、第二幕も、第三幕もありそうだ。球団売却をきっかけに、もしかしたら、12月に結婚する松坂大輔のMLB挑戦も早まるかも。


西武ライオンズTHE HISTORY 1979‐2003
ベースボールマガジン社 (編集)


関連記事を載せているblogたち:
picopandaのブログ:趣味の経営のつけ?
Siesta:西武ライオンズ、売却?
時が来れば、涙のように、雨のように…。:楽天-livedoorが収まって・・・
悲喜こもごも:西武球団売却を打診
Y's WebSite : Blog ~日々是好日~:西武ライオンズ売却か?
stark18のスポーツいろいろ:西武ライオンズ売却へ
株やってますが何か?:コクドが西武ライオンズ売却?
  "虚偽記載を隠して売り抜けたコクドの言い値で買う企業があるわけない。"
ええタイトルが思いつかへん:パ・リーグファンは胃が痛い

(c) 2004, bskklog.

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西武ライオンズ売却

東北楽天ゴールデンイーグルスのパシフィックリーグ参入が決まったのが11月2日だったが、プロ野球界の再編はこれで終わりではなく、まだまだ続いている。自主再建を断念して産業再生機構による支援を受けることになったダイエー本体が、福岡ダイエーホークスを売却することを検討しており、売却先としてソフトバンクの名前が挙がっている。そして、驚くニュースが出てきた。本日(2004年11月6日)の日本経済新聞の一面トップ記事によると、コクドが、その100%出資子会社である西武ライオンズを他企業に譲渡してプロ野球事業から撤退する方針を固めたとのことである。

コクドは西武鉄道グループの持株会社的な性格を持つ非上場企業。そして事業規模としてはコクドよりも大きい西武鉄道が東証一部に上場している。今夏の球界再編騒動と微妙にシンクロしながら起こったのが、この西武鉄道の有価証券報告書に虚偽記載があったのではないかという問題である。比較的小規模の非上場企業が、西武鉄道という上場企業を実質的に支配しているのはおかしいのではないかということは、もう何十年も前から言われてきている。が、具体的な問題として、複数の個人株主の所有とされていた西武鉄道株のかなりの数が、実質的にコクドが所有しているものであったことが今年10月に発覚した。これは、つまり親会社であるコクドによる所有比率を少なく見せようとするものであり、これが事実であると、長年、西武鉄道の有価証券報告書に嘘が含まれていたということになる。また、西武鉄道が上場廃止に追い込まれるという懸念から、株価が急落するという自体にもなっている。また、今年8月頃に、西武鉄道グループ自体がそのような状態を解消しようとして、それらのコクドが保有する西武鉄道株を複数の他企業に対して、一社当たり数十億円の規模で売却していたのだが、この売却がインサイダー取引にあたる(つまり、一方の当事者であるコクドは、株価に重大な影響を与えるような株主構成に関する未公表の事実を知りながら、株式取引を行なった)というさらなる問題が派生している。

西武グループの実質的オーナーだった堤義明氏は、これらの事件の責任を取ってグループの全役職を辞めたが、場合によっては何らかの刑事責任を今後追及される可能性もあると言える。読売ジャイアンツのオーナーであった渡辺恒雄氏も、明治大学の一場投手への現金供与事件の責任を取って球団オーナー職を辞任している。

元々は、この渡辺氏と堤氏が中心となって、プロ野球のチーム数を削減して一リーグ制に向かうというプランがあった。このプランが崩れ、混沌とした再編が行なわれている。楽天参入の決定で一応今年の動きは終わったと思ったのだが、全くそんなことはなかった。このような混迷の中で、中日ドラゴンズを相手に今年の日本シリーズを制した西武ライオンズを、コクドは、2005年3月までに他社に譲渡完了することを目指すそうである。

(c) 2004, bskklog.

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Friday, November 05, 2004

maegashira

maegashira (前頭) である。

ここ数年、インディーズ系のバンドもよく聴くようになった。ライブハウスに足を運んだり、CDショップで探したりして、いい音楽に出会えたときのうれしさは、なかなか言葉で表すのも難しいほどである。最近みつけたのは、maegashiraというバンド。広島の6人組で、野上智行(Vo.),石川寛樹(Vo.),藤田欣也(Gu.),長浜辰徳(Gu.),中野秀俊(Ba.),田中友英(Dr.)という編成。ヴォーカル2人に、ギターが2人である。Indiesmusic.comによると、長浜辰徳の代わりに以前は加藤健(Gu.)というメンバーがいたようであるが、これは途中で交代したのだろうか。

最近聴いたのは、2004年10月6日にSchool Bus Recordsから発売された、

「melody」(7曲入り、ミニアルバム)
である。曲の感じは、重厚なロックであり(パンク?)、かつメロディアスで、ノリがいい。スカっぽいリズムも入っている。上記の6人の編成の特徴がよく出ている。荒削りなところもあるが、それも良い。実はこの「melody」は、2枚目のアルバムであり、1枚目は、2003年7月16日に、これもSchool Bus Recordsから出ている、
「FLOWER」(ミニアルバム)
である。「FLOWER」は、オリコンインディーズアルバムランキング初登場25位に入ったそうである。

この他にも、オムニバスアルバムにも参加しており、古い順に挙げると、
BRING THE NOISE”LOUD SIDE” VOL.1 (2002/10/30発売)
MOSH!DIVE!TEXAS! (2002/11/30発売)
☆ 仁義 (発売日不詳)
Green Days (2003/7/10発売)
PUNK NIGHT-from「NANA」 (2003/9/26発売)

バンド結成は1999年、オリジナル曲で活動を開始したのが2001年4月からだそうだが、非常に精力的に活動しているようである。
公式サイト等は、下記の通り。
maegashira -official web site-
maegashira bbs

ライブスケジュールなども載っているが、西日本中心にまわっているようで、東京での予定は現在のところはない。一度、ナマでも聴きたいものである。

maegashira関係のblog:
かくれんぼ ぶろぐ
Childjen's World
Q's paper
--

ジャンルは違うが、別のバンド(Bloodest Saxophone)の記事は、こっち(http://zigzag.way-nifty.com/01/2004/08/blood.html)

(c) bskklog, 2004

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Thursday, November 04, 2004

Rakuten Eagles - 東北楽天ゴールデンイーグルス

2004年11月2日のプロ野球(NPB)オーナー会議で、楽天のパシフィック・リーグ参入が決定した。今年のプロ野球再編問題についてはそのうちきちんと書きたいと思っているが、ちょっと面白いものを見つけたので、とりあえず記録しておく。

ASCII24 の8月19日付 記事によると、

「プロ野球球団は持ちません!」――楽天が2004年度第2四半期決算説明会を開催


楽天(株)は19日、東京・銀座のホテル西洋 銀座にプレス関係者を集め、2004年度第2四半期(2004年4~6月)の決算説明会を開催した。
(中略)
また、この日の午前中に(株)ライブドアの代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏が“プロ野球球団の新規参入を表明”したこともあって、記者から「プロ野球の球団経営については?」と聞かれると、「ありません」とあっさり否定。「球団の経営が大変であろうことと、そのための時間が取れないから」とその理由を述べた。

別に揚げ足を取りたくてこれを書いているわけではない。この決算説明会から、わずか2ヶ月あまりで参入が決定できてしまうという、現代社会のスピードの速さを再認識。

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NTT 光回線に5兆円投資

2004年11月3日の日本経済新聞の記事によると、NTTは、今後6年間で国内固定電話加入者の半分に当たる3000万世帯の通信回線を、光ファイバー回線に切り替えることを決めたとのことである。投資額は6年間で5兆円。NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズの合計投資額は年間8000億-9000億円であり、その大半が光回線整備にあてられる。

電話の自由化以来、通話料金は一貫して下がる傾向にあったが、NTTにとっては月々の基本料という固定収入は確保されたままであった。ところが、今夏、複数の会社が基本料の安くした電話事業に参入していくことを表明、NTTも対抗上基本料金の下げを発表していた。

このような状況はNTTにとってかなりの打撃になるはずであるが、ここで、NTTは"Change the game"戦略に出て、今後の競争上の優位を確保しようとしているのだと思われる。衰退する一方の固定「電話」事業から回線事業への転換。独占企業であるがゆえの弊害がいろいろと批判の対象になるNTTであるが、その頭の部分の動きは決して遅くはなく、非常にしたたか且つ現実主義的な経営を感じさせる。個人的には、競争相手にも、さらに頑張ってほしいと思う。

知られざる通信戦争の真実 NTT、ソフトバンクの暗闘
日経コミュニケーション編集 (著)


2015年の情報通信技術 次世代ITの未来ビジョン
NTT技術予測研究会 (編集)

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Wednesday, November 03, 2004

Election / 米国大統領選 (#2)

11月3日23:30(日本時間)現在のCNN.comサイトの情報によると、ブッシュが254票獲得、ケリーは252票獲得。開票終盤に入って、ケリーが猛烈な追い上げをしてきた。選挙人数20を有するオハイオ州が、現在のところ「too close to call」と表示されている。前回(2000年)の選挙では、フロリダ州の状況が最後まで問題となったが、今回は、最後にオハイオ州が残り、この州を取ったほうが勝利を得ることになりそうだ。前回のフロリダ州と今回のオハイオ州との共通点は、パンチカード式の投票用紙を用いていること。2000年の選挙では、このパンチカード式の投票用紙は票の確認が非常に困難だったため、多くの州で電子投票システムを導入するなどといった改善策が取られたそうであるが、オハイオ州では電子投票システムの信頼性に対して懐疑的な意見があったことからその採用が見送られたとNHKが報道していた。

あと、CNNの統計で興味深いのは、男女別の投票。出口調査によると、男性の54%がブッシュに投票し45%がケリーに投票。一方で女性の52%はケリーに投票し47%がブッシュに投票。傾向がはっきりと分かれている。

それにしても、オハイオ州、どうなるのか。

と思っていたら、こんな記事があった。公式に票が確定するまで11日間もかかる可能性があるとか。CNNの記事によると、

Ohio official: Count could take 11 days

 Just as it was four years earlier, the 2004 presidential vote couldn't be settled on Election Night.
(中略)
"We've waited four years for this victory," Kerry's running mate, Sen. John Edwards, told supporters in Boston. "We can wait one more night."
But Ohio's top election official said those ballots would not be counted for 11 days, and he urged Americans to "take a deep breath and relax."

4年前にも思ったことだが、これが本当に世界一の先進国なのだろうか。

関連blog:
むなぐるま
news_from_japan

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Election / 米国大統領選

11月3日、日本では祝日。米国時間では11月2日の大統領選の投票が締め切られ、開票を伝えるニュースが入ってきている。1936年以来続いているジンクス「大統領選の直前のホームゲームでワシントンレッドスキンズが勝ったら現職大統領の勝利」というのがあるそうだが、今年は、10月31日の試合でレッドスキンズがグリーンベイパッカーズに28-14で破れたため、民主党のケリー候補に有利、などとも伝えられている。日本時間の3日12時過ぎ、CNNのサイトによると、共和党のブッシュの獲得した選挙人数は193、一方のケリーは112と伝えられている。ケリー候補は東部地区をおさえているようである。得票率は、同時刻現在でブッシュが52%、ケリーが48%と拮抗している。

世界の明日が決する日
米 大統領選後の世界はどうなるのか

Karel van Wolferen 著


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Tuesday, November 02, 2004

Larry Ellison とフットボール

あの Larry Ellison がNFLチームのオーナーに?
確かに、NFLのオーナー会議が、2008年までにLos Angelesに新チームを置くプランを検討しているということは、周知の事実であるが。

Information Week ( Oct. 15, 2004)によると、

Quoting unnamed sources, the Los Angeles Times has reported that the Oracle CEO has had preliminary talks with the National Football League about using his riches to bring football back to Los Angeles by purchasing an existing team and moving it to Southern California, which has been without a team since 1995.

ちなみに、「49ersを買おうと思ったが売ってくれなかった」そうである。Peoplesoftを買うより難しいのかも。

The Difference Between God and Larry Ellison

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KG vs Rits

今年の関西学生アメリカンフットボールリーグは、結構大変なことになっていて、非常に面白そうである。見に行けないのが残念。
10月31日の日曜日には、神戸ユニバー記念競技場で、全勝同士の関西学院大学と立命館大学とが対戦し、30-28の僅差で関西学院大学が勝利した。いろんなところを読んでると、凄い試合だったみたい。これで、関学は5戦全勝。立命館は4勝1敗。両チームとも、あと京大戦、近大戦を残しているので、まだまだ何ともいえないが、関学がとりあえず一歩リード。立命館は優勝に黄信号。
「大変なこと」と上に書いたのは、3位以下の状況のことでもある。昨年2位の京大が、今年は、何と関大、同志社大、近大に敗れて、現在のところ2勝3敗。近大も、10月30日の土曜日の試合では京大に勝ったものの、下位チームであるはずの神戸大、龍谷大に敗れており2勝3敗でならんでいる。
健闘しているのは関西大学。2部から上がってきたばかりだが、初戦の関学戦(9月3日のリーグ開幕戦)では31-37と惜しくも敗れたが、その後、京大と近大と神戸大には勝っており、現在3勝2敗で第3位。
2位~8位が壮絶な星のつぶしあいになっているのである。実際に見てないのでなんとも言えないのだが、想像するに、たぶん、1部リーグの8チームは実力が拮抗していてレベルの高い良い試合をしているのだろう。

日曜日、行きたかった・・・
かろうじて、甲子園ボウルに行けるかどうか。

うらやましい人たちのblog:
アメリカンフットボールを楽しもう!
D cup Bowl
MAROONのなんでも日記
GO!FIGHT!GO,PANTHERS!! blog

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