Earthquake インドネシア・スマトラ島沖地震 続報
12月26日のインドネシア・スマトラ島北部 南西沖を震源地とする地震は、マグニチュード9.0に訂正された。
阪神・淡路大震災(マグニチュード7.3)の数百倍の地震エネルギーである。
この地震波が既に地球を3周したことが観測されたとも伝えられている。
初期の段階の報道では、死者数は2000人~3000人程度と伝えられていたが、被害状況が明らかになるにつれてその数は増え、現在のところ22000人を超えると言われている。インドネシアだけでなく、インド洋を隔ててスリランカおよびインドでもそれぞれ数千人の死者が出てしまっているようである。
死者のほとんどは津波による被害のようである。津波の高さは5メートル~10メートル。震源地からの距離にもよるが、地震が発生してから被害地(たとえばインド、スリランカなど)に津波が到達するまでにかなりの時間(2~3時間?)を要するはずであり、手段さえあればこの間に警報を通知して避難することが可能であったことを考えると、このような被害状況は残念である。
The comments to this entry are closed.
Comments