地球規模の災害警戒・警報網
インドネシア・スマトラ島沖地震では、発生直後の見込みを大きく上回り、死者数は15万人を超えると報告されている。このブログの12月28日の記事では、警報システムがあれば津波被害がここまで大きくならなかったのではないかという趣旨のことを書いた。
本日(2005年1月8日)の朝日新聞社の記事では、次のように記載されている。
(http://www.asahi.com/international/update/0108/007.html より)
国連国際防災戦略(ISDR)当局者は8日、地震や津波、台風など自然災害の早期警報システムを地球規模で構築することを、神戸市で18日から開かれる国連防災世界会議で提案すると明らかにした。
(中略)
地球規模の警報システム構築は、これまでも必要性が強調されてきた。インド洋の津波警報システムについても、国連の専門家は15年前から設置を勧告してきたという。しかし、同地域の国にとって津波の優先順位は低く、放置されてきた。
(中略)
地球規模の警報システム構築は、これまでも必要性が強調されてきた。インド洋の津波警報システムについても、国連の専門家は15年前から設置を勧告してきたという。しかし、同地域の国にとって津波の優先順位は低く、放置されてきた。
このための費用は、総額で数十億ドルとのこと。人類に役立つ投資であることを考えれば、決して高すぎる金額ではない。
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