第58回ライスボウル (Rice Bowl) - 松下電工が優勝
2005年1月3日、東京ドームで行われたライスボウル(立命館大学パンサーズvs松下電工インパルス)を観戦してきた。
結果は、26対7で松下電工が勝利。10年ぶりにライスボウル優勝を果たした。
12月23日の記事でも書いたとおり、立命のショットガンオフェンスを松下電工がどう止めるかが勝負のポイントだった。蓋を開けてみれば、松下電工のディフェンスが完全に圧倒していた。特に前半は、立命がファーストダウンを取ったのは1回だけだった。
立命は恐らく普通の戦い方では勝ち目がないことはわかっていたのだろう。いろいろトリッキーなプレーを準備していた。しかしそれらも、きれいに決まったのはリバースフェイクからのRB岸野公彦(#21)からWR木下典明(#11)へのパスだけで、他のプレー(サードダウンショートからのロンリーセンターや、フリーフリッカーパスなど)はきっちりと松下電工の守備に対応されてしまい、効果をあげることはなかった。
また、立命は、パントのときのスナップミスが3回程あった。また木下典明が蹴った1回目のパントがラインの選手に当たって20ヤードしか飛ばなかったというのもあり、これらが松下電工に得点機会を与えることにもなってしまった。
結局、立命のオフェンスチームは完封され、第4Qに木下典明が決めた97ヤードのキックオフリターンタッチダウン(TFPは岸野公彦のキックが成功)による7点が立命の唯一の得点だった。
あくまでも観る側の感想だが、立命は奇をてらいすぎたという印象は否めない。
それに対して松下電工は、アサヒビールと戦ったJapan X Bowlでも見せたような、非常にオーソドックスな戦い方で勝利を勝ち取った。ほぼ完璧な勝利といっても良いだろう。あえて言うならば、フィールドゴール機会7回のうち3回(距離はそれぞれ、47ヤード、41ヤード、39ヤード)が失敗に終わったことくらいか。
全体的には、地味であるがそれなりに見ごたえのあるゲームだった。
ライスボウルの最優秀選手賞には松下電工のディフェンスバック野村昌弘(#16)が選ばれた。
立命館大学はライスボウル3連覇を達成できなかったが、学生のチームは選手の入れ替わりを避けることができず、そもそも連覇は困難なことである。来シーズン、また、関西学生リーグで関学、京大などと好ゲームが行なわれることを期待したい。
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(c) 2005, zig zag road runner.
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Comments
トラックバックありがとうございました。
私は、今シーズンの松下電工を全く見ていなかったので、立命館の方が強いだろうと、たかをくくっていました。おじさんパワーの勝利でしたね。
スポーツ観戦記のブログ作ってますので、またよろしくお願いいたします(^^)/。
Posted by: tim_morry | Friday, January 07, 2005 01:19