Sting - Broken Music: A Memoir / スティング自伝
スティング(Sting, Gordon Matthew Sumner)が世界ツアー中で、4年ぶりに来日している。
スティングの自伝「Broken Music: A Memoir」の日本語版も2004年12月28日に発売され、書店で平積みになっている。
スティング (Broken Music: A Memoir) |
そして、デイリースポーツonlineの記事(※)などによると、スティングは、昨日(2005年1月22日)、東京都千代田区の英国大使館で、この自伝の発売記者会見と、ファンとのサイン会・握手会を行なったそうである。
私もこの自伝はまだ読んでないのだが、内容は、「幼き日の経済的な苦労からの家業の手伝い、母親の不倫を黙認する父親への葛藤、寂しさから避難する拠り所となった音楽、教員生活、バンに乗っての過酷なツアーなど」が綴られているそうである。そして、「ポリスメンバーとの出会いから結成、解散の秘話、そしていかに彼が現在の成功を手に入れたか」も語られるとのこと。
え? 教員生活? それは知らなかった。ポリスの名曲のひとつ、「Don't Stand So Close to Me」が日本で発売されたとき、日本語タイトルが「高校教師」となっていて「何で?」と思ったが、それはスティングが教員をしていたことと関係あるのだろうか。
目次を見ると、
第1章 小さな紫色の花
第2章 アンダーワールドの優等生
第3章 ビートルズと初恋
第4章 ビッグバンド・ラプソディー
第5章 “ラスト・エグジット”もしくは夢との出会い
第6章 不確かな50/50の契約
第7章 “ピット”からの船出
第8章 ミスター・テニスシューズの冒険
第9章 誕生、出遭い、そして旅立ち
第10章 哺乳瓶とコープランドと皮のパンツ
第11章 “イリーガル”ポリス
第12章 人生を変えたロクサーヌ
第13章 母の手紙と父の訪問
第14章 成功、そして私の内なる逆上
第15章 再生
となっている。
スティングほどのミュージシャンでさえ、その成功に至るまでの様々な出来事や苦労があるとのことで、時間があればぜひ読んでみたい。
翻訳は、東本貢司。
2003年10月25日に発売された原書(英語)はこちら。
Broken Music: A Memoir Sting著 |
※ http://www.daily.co.jp/gossip/2005/01/23/158775.shtml
(c) 2005, zig zag road runner.
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Comments
はじめまして、pandyです。
TB有難うございます。
やはり出ました、日本語訳。待ちきれなくて苦労しながら原書で読みました。章ごとにタイトルがついて、ちょっと違和感があるものの その方が読みやすいですよね。本当にたいへんでしたから・・・
個人的には、第2章、第5章、第8章、第10章、第13章が印象深ったです。
Sting ファンとしてだけでなく、普通に読んでも面白い1冊だと思っています。
因みに、ニューヨークでは第3刷に入ったとか?
ベストセラー扱いされてました。
Posted by: pandy | Monday, January 24, 2005 18:31
コージーベスト
Posted by: 竹内 | Friday, April 22, 2005 13:42