ワールドカップ予選 日本 2-1 北朝鮮
日本代表 Go for 2006! |
日本代表激闘録 アジアカップ2004 |
Japan 2-1 D.P.R.K(North Korea)
2005年2月9日19時30分から、埼玉スタジアムで、ワールドカップ予選の日本対北朝鮮のゲームが行われ、後半ロスタイムにFW大黒による決勝点を得た日本が、2-1で勝利し、勝ち点3をあげた。
以前の記事で、北朝鮮のことを「日本にとっては油断できない相手」と書きながらも、心の中では2-0くらいで日本が北朝鮮に勝つのではないかと思っていた。
蓋を開けてみると、北朝鮮の強さは予想以上だったといって良い。
前半4分、MF小笠原のフリーキックで1点をいれたところまではまあ良かった。
その後、日本の攻撃にアグレッシブさが薄れた。北朝鮮も、イエローカードをもらいながらも果敢にあたってくる。シュート数はほぼ互角。
後半16分、北朝鮮のナム・ソンチョルのシュートで同点に追いつかれる。
その後も、北朝鮮の鋭いシュートなどがあり、ヒヤヒヤしながらの観戦。
同点に追いつかれた後、日本は選手交代で立て直す。19分に鈴木に代えて高原、21分に田中に代えて中村、34分に玉田に代えて大黒を投入。高原や中村の投入によって、日本がボールを支配する時間が増えてきた。
最後のほうは北朝鮮も同点引き分けを狙っている気配もある。北朝鮮にとっては、アウェイの日本戦で引き分けられれば、まあまあの成果だろう。
そんななかで、ロスタイム中、北朝鮮のゴール前、キーパーがはじいたボールをMF福西がゴール前に。ゴールに背を向けていたFW大黒がそのボールをノートラップで捕らえ、身体を180度回転させながら左足でボレーシュート。相手デフェンダーの横をワンバウンドで通り過ぎたボールはそのままゴールに入った。
これが決勝点となり、辛くも、日本が勝利。
大黒のコメント「福西さんがいいボールを落としてくれた。浮かさないよう、うまくシュートがうてた。大事な初戦でチームの力になれてうれしい。」
この試合はテレビ朝日系で放送されたが、ビデオリサーチ社の視聴率調査によると、各地区の視聴率は次の通り。
関東・・・・・47.2%
関西・・・・・43.5%
名古屋・・・・40.3%
北部九州・・・37.2%
北海道・・・・44.4%
関東地区での瞬間最高視聴率は、57.7%という高率だった。
次は、3月25日にアウェイ(テヘラン)でのイラン戦、そのあと中4日で、3月30日に埼玉スタジアムでのバーレーン戦が予定されている。
2月10日、ジーコ監督が明らかにしたところによると、日本代表チームの今後の予定は、3月17日からドイツ国内で合宿、22日頃にテヘラン入りすることになっている。ドイツで合宿を行う理由は、テヘランとの時差が比較的小さい点、欧州組の移動負担を軽減して合流しやすくする目的、の2点。日本-ドイツ-テヘラン-日本の移動には、チャーター機を用意する。
日本は予選グループBで、悪くても3勝1敗2分、できれば4勝2分程度の成績を残してほしいと、私個人的には考えている。
なお、2月9日(現地時間)にバーレーンで行われたバーレーン対イラン戦は、0-0で引き分け、両チームが勝ち点1を得た。
(c) 2005, zig zag road runner.
The comments to this entry are closed.
Comments