プロ野球(NPB) 公式戦開幕 巨人・広島戦は始球式に安藤美姫
いよいよ、プロ野球公式戦の開幕が近付いてきた。
今年は、パシフィックリーグ(パ・リーグ)が3月26日(土)開幕、セントラルリーグ(セ・リーグ)が4月1日(金)開幕と、約1週間の差がある。思えば、昨年のリーグ再編劇により、もしかしたら今年は1リーグでプロ野球が行われていたかもしれない。
だが、こうして開幕が近付いてくると、やはり1リーグ10チームよりは、2リーグ12チームのフォーマットのほうが日本のプロ野球に合っている気がする。
今年の目玉は、セ・パ交流戦が導入されること。そして、チームとして注目したいのは、新規加入した東北楽天ゴールデンイーグルスと、オーナーが変わった福岡ソフトバンクホークスだろう。奇しくも、両チームともパ・リーグ所属である。
この両チームともIT系企業がオーナーであり、ネットオークションによるチケット販売や、インターネットでの中継など、経営面で新規な工夫をしている。プロ野球界に活力を吹き込むきっかけになれば良いと思う。
ちなみに楽天の本拠地(フルキャストスタジアム宮城)での試合は、4月1日からの対西武3連戦が最初であるが、そのチケットの売れ行きは上々とのこと。3月26日の開幕戦(千葉マリンスタジアム)はロッテの主催試合であるが、そのチケットも発売後数時間で完売し、さらにチケットショップではプレミアム付の価格で売られている(パ・リーグのゲームでプレミアムがつくのは「異例」)と、わざわざ新聞の記事になったほどであった。
個人的にはパ・リーグには応援する特定のチームがないため、野球そのものを純粋に楽しむことができる。過去にもパ・リーグのゲームはときどき観に行っていたが、今年は、ぜひパ・リーグのほうにもより一層注目していきたい。
ところで、女子フィギュアスケートの安藤美姫は、17歳の高校生(中京大中京高・在学)ながら、TV CMに出たり、先日のモスクワでの世界選手権で入賞したり、活躍しているが、その安藤美姫が、4月1日の東京ドームでの読売・広島戦の始球式で投げるらしい。本人は「ストライクが投げられるように頑張ります」とコメント。
あと、3月22日に、「アジアシリーズ2005」の大会要項が正式発表された。それによると、シリーズは2005年11月10日から13日まで、日本の東京ドームで開催。日本、韓国、台湾、中国が参加。各国の年度優勝チームが出場。まず4チームで総当りリーグ戦を行った後、上位2チームによる優勝決定戦を行う。
それぞれのプロ野球で年度優勝した4チームが総当たりでリーグ戦を展開したあと、上位2チームが決勝を戦う。11月10日から13日まで東京ドームで開催される。2006年以降も継続して行うとのこと。ナショナルチーム同士の対戦ではないが、プロ球団による国際試合という形式は、新たなコンテンツとして価値を持つだろう。さらにその先には、米国も加えた「リアル・ワールド・シリーズ」が関係者の視野にあるはず。こっちのほうも注目したい。
(c) 2005, zig zag road runner.
The comments to this entry are closed.
Comments