AgfaPhoto GmbH が破産
ドイツのAgfaPhotoが2005年5月27日に破産宣告したとのこと。
Forbs.comの記事によると、
つまり、アグファ・ゲバルトは、既に2004年11月2日にコンシューマ向けのイメージング(写真等)の部門を投資家グループに売却済みであり、その売却先の会社が、今回破産したアグファ・フォト。
両社は互いに独立であるので、アグファ・フォトの破産は、アグファ・ゲバルトには影響無しとのこと。
AgfaPhotoのサイトでは、プレス・リリースは5月23日のもの(ソフトウェアのアップデートに関するリリースであり、破産とは無関係)が最終で、その後更新されていない模様(日本時間の5月29日午前0時現在)。
カラーもモノクロも、結構個性的なフィルムを出していたAgfaだから、そのビジネスを引き継ぐ者が出てくるのかどうかは、結構気になる。
世界的に見るとフィルム/印画紙など、化学系のイメージング技術の会社の動きは次の通り。
富士フィルムやコダック(Kodak)は、早くからデジタル・イメージングのほうにシフトしている。
コダックの化学系は、他の分野に経営の軸を移している。
旧・コニカも、デジタル分野にシフトするとともに、ミノルタとの合併によって経営の効率化を行なっている。
アナログ写真自体が、今後は厳しそう。
これもひとつの文化の衰退の始まりなのか?
そういう私も、多いときには年間1000本近く撮っていたフィルムが、昨年(2004年)は100本以下、今年(2005年)は5月末の時点で30本までいってない(撮影量自体が減ったわけではなく、ほとんど、デジタルに移行している)から、その責任の一端はあるのだが・・・
そういえば思い出したけど、先月健康診断を受けた病院では、レントゲン写真もデジタルになったって書いてあったな・・・
© 2005, zig zag road runner.
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