D2X 使用レポート(クロップ高速 など)
前にも書いた通り、NikonのD2Xを購入した。
先週、さっそく試し撮りをしてみた。
ずっとD100を使っていたので、特にあらためてD2Xの説明書を読まなくても、だいたいの操作はできる。
シャッターを押した感触は、D100よりも良い。指の操作のレスポンスがしっかりと返っててきて、非常に撮りやすい。
あと、気付いたのは、本体背部の液晶モニタの色は、D100よりもD2Xのほうがちょっと派手な感じ。
試し撮りの結果わかったことは、あたりまえのことなのだが、
1)予備のバッテリーを買う必要あり
⇒ とりあえず、2パック追加購入。
2)記録メディアの追加が必要
⇒ 今まで、一日の撮影は多くても2GB~3GBに収まっていたのだが、D2Xになって、画像1枚のサイズが増えたため、2GBのコンパクトフラッシュを追加購入。これで足りなかったら、あと2GB買えば、なんとかなるだろう。
そして、この土曜日に、D2Xを初めて本格的に撮影に使った。
この日は、スポーツの撮影。
D2Xで最も使いたかった機能は「クロップ高速」撮影。
つまり、D2Xの撮像素子が有する画素数は4288×2848(12,212,224画素)なのだが、そのうちの中央部の3216×2136(6,869,376画素)だけで撮影することにより、画角が狭くなる(つまり、より長い望遠レンズを使ったときと類似の効果が得られる)、そして、記録データ量が少なくて済むために連続撮影コマ数が増え、連続撮影速度も8コマ/秒に上がる、というのが「クロップ高速」。スポーツ撮影には一石二鳥。
通常撮影と「クロップ高速」撮影を切り替える方法は、2つある。
第1の方法は、「撮影メニュー」の中の「クロップ高速」をOnあるいはOffに切り替えること。
第2の方法は、「クロップ高速簡易設定」を使う。つまり、「カスタムメニュー」の中の「f4 ファンクションボタンの機能」で、「クロップ高速簡易設定」をOnにしておく(製品出荷時はOffになっている)と、ファンクションボタンとメインダイヤルとの併用により「クロップ高速」のOn/Offを切り替えられる。
撮影途中で短時間で切り替えられると非常に便利なので、私は、第2の方法を使うことにした。
「クロップ高速」の設定がOn/Offのどちらになっているかは、わかりやすく表示されるので全く問題ない。
最初少し戸惑ったのは、「クロップ高速」のときに撮影される範囲がわからず、撮りたいものが切れてしまうこと。撮影範囲の枠は表示されているのだが、速い速度で動くものを追いかけながらフレーミングするため、長年の修正で、ファインダーで見えているものは写ると自分の頭が思い込んでしまっている。
まあ、でもそれは慣れの問題。1時間も使っていれば、慣れてきた。
そんな感じで使っていたのだが、1秒間に8コマ切れること、そして、最大で35コマ連続で撮影できることは、この上なく良い。
よく、この価格で、ここまでの性能のカメラが作れたものだと感心する。Nikonさん、ありがとう。
ということで、D2Xを使っていて気付いたことは、今後もこのブログに書いていくことにする。
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