ワールドカップ予選 日本2-0北朝鮮
2005年6月8日(水)は、サッカー(ワールドカップ アジア最終予選 B組 日本vs北朝鮮)の試合をテレビで見た。
北朝鮮のホームゲームだが、ペナルティにより、第三国であるタイ・バンコクでの開催。しかも、無観客試合。
無観客試合にもかかわらず、日本のサポーターの応援の音がTV中継でも聞こえていた。
サポーターは、スタジアムの外で応援していたとのこと。北朝鮮のサポーターは、タイまでは来なかったはず。
日本にとっては、アウェイのゲームが、実質的にはホームゲーム的に。
チームの力では、日本のほうが勝っている。しかし、前半は、両チーム無得点で、北朝鮮も何本か鋭いシュートがあったりして、少しヤな展開。
だが、後半、FW大黒の素早い前線突破などで、結局、2-0で日本が勝利。ゴールしたのは、柳沢(後半28分)と大黒(後半44分)。
これで、B組での日本の2位以上が確定し、2006年のドイツワールドカップへの出場が決定。
ドイツの本大会への出場が決まったのは、開催国のドイツを除いては、日本が最初とのこと。
ジーコ監督は、運が良いのか、あるいはこれが彼の指導者としての実力の発揮なのか。少なくとも、日本チームは、トルシエ監督のときよりはまた別の方向に成長している。
日本サッカー協会は、ある目標を持っている。それは、2050年に日本で再びワールドカップ大会を開催し、そこで日本が優勝するというもの(だったと思う)。
目標というよりは、「ビジョン」と呼ぶほうが適切かもしれない。
なんとなく、米国のJ.F.ケネディ(John Fitzgerald Kennedy)大統領が1961年5月25日に行なった"Man on the Moon"の演説に近いものを感じる。あるいは、キング牧師(Martin Luther King Jr.)が1963年8月28日に行なった"I Have a Dream"の演説にも近いものを感じる。
着実に、成長している。
言葉の力は大きい。
© 2005, zig zag road runner.
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