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Monday, September 12, 2005

衆議院議員選挙

2005年9月11日、衆議院議員選挙が行なわれ、即日開票された。

郵政民営化法案が、衆議院は通ったものの、参議院では否決され、小泉総理大臣は郵政民営化の是非を問う国民投票として位置づける総選挙を行うために衆議院を解散した。

選挙の最終結果は、全480議席のうち、自由民主党296議席、民主党113議席、公明党31議席、日本共産党9議席、社民党7議席など。

自由民主党は、解散時の勢力が249。うち、郵政民営化反対の者を公認しなかったため、選挙直前の勢力は212。

小泉総裁が明言していた通り、彼は、従来の自民党をぶっ壊し、新しい自民党を、現時点では構築した。つまり、農村地区から都市部へ支持者層の転換を試み、一定の成果を得た。

それにしても、日本国民は、余程、「改革」を望んでいるらしい。

ここ数回の選挙では、民主党が改革を担う政党として期待され、議席を伸ばした。今回は、自由民主党が(というよりは、小泉総理・総裁が)、「改革」を叫んだ。選挙期間が進むにつれ、わかりやすい言葉を使う小泉氏の主張が、TV報道を通じて有権者をつかんでいったようである。自民党が「改革」を叫ぶとき、民主党は戦術の上で何を叫ぶべきなのか、そこのところを民主党は詰められなかった。よりによって、巧妙にも、改革反対派のレッテルを背負わされてしまった。

東京都の小選挙区で、民主党が壊滅状態(小選挙区で当選したのは、菅直人だけ)だったのは、今回の選挙を最もよくあらわしていた。

都市型無党派層は、特定の利益団体に属さないし縛られもしない。自由といえば自由であるし、節操がないといえば節操がないし、改革したいという意識に対して忠実であるといえば忠実である。無党派層がどっちに転ぶかで、小選挙区選挙の結果が転ぶ。無党派層は、元来、組織化されてないから「無党派」なのであるが、小泉氏は、状況を作り、言葉を操ることによってこの無党派層を、ある意味において組織化した。

東京の比例代表では、自民党は、票数からすると8議席を獲得できる得票率を得た。名簿1位の猪口邦子 氏(上智大学教授)は当選。2位の土屋正忠 氏は、東京18区で菅直人氏に敗れたものの、比例で当選。自民党名簿3位の23名はそれぞれの小選挙区と重複立候補していたのだが、何と、その全員が小選挙区で当選。ここが、自民党自身も想定外だったところ。名簿26位から30位までの5名は当選したが、名簿には、そこまでしか候補者が記載されていなかった。本来なら、もう一人の当選者を出せるはずだったのだが、アウト。事後的な名簿追加記載は認められないため、残った1議席分は、社民党へ回された。棚からボタ餅の議席を得たのは、社民党のあの保坂展人氏。ちなみに、当選者数に対して名簿記載者数が足りなかったのは、現在の比例代表制が始まってから初めてのこと。

まあいろいろあるが、民主党について言えば、当初から認識が甘かった。自民党に造反議員が出て分裂したのを見て「政権奪取のチャンス」と思ったらしいが、そのようなことを本気で思ったとしたら、志が低いとしか言いようがない。敵の失策に乗じた積もりになっていたことが、民主党の最大の失策と言えるだろう。

© 2005, zig zag road runner.

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