[NFL] Denver Broncos 20-17 San Diego Chargers
2005年9月18日(米国時間)、NFLレギュラーシーズンのWeek 2。San Diego Chargers @ Denver Broncos。コロラド州デンバーのINVESCO Field at Mile Highにて。過去の対戦では、San Diegoが39勝、Denverが50勝、1引分け。TV放送は、米・CBS。
息の詰まるような試合展開。前半3-14とリードされたDenverが後半逆転するが、San Diegoは終盤、FGを成功させて17-17の同点に追いつく。
Denverの最後の攻撃。RBのRon Dayne(#33,※1)のランなどで前進し、残り57秒でSan Diego陣33ヤードまで攻めこんで、4thダウンを迎えたところでDenverがタイムアウト。
当然ここで、KのJason Elam(#1, ※2)が出てきてFGを狙うのかと思ったが、何と、Denverは、ギャンブル。左オープンに展開したRon Dayneへのピッチプレー。San Diego守備は逆サイドに振られていたため、Dayneは楽に9ヤードゲインしてFD獲得。インバウンズでダウンしていたためそのまま時計を流して、残り9秒でQBがボールをスパイク。
ここから、Elamが41ヤードのFGを成功させて、20-17でDenver Broncosが勝利。
第4Qの残り57秒でのギャンブルは、FG成功後にSan Diegoに攻撃時間を与えないという目的。それに、Elamはこの日、距離の長いFGを外していたため、ゴールまでの距離をより短くして蹴らせるという目的。実に合理的なプレー選択であった。また、その状況で確実にファーストダウンが取れるプレーを持っているというのも、さすがNFL、といったところ。
これで、Denverは1勝1敗、San Diegoは2連敗。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total |
San Diego Chargers | 0 | 14 | 0 | 3 | 17 |
Denver Broncos | 3 | 0 | 7 | 10 | 20 |
註:
※1 Ron Dayne, NFL 6年目, 今季、New York Giantsから移籍
※2 Jason Elam, NFL 14年目, 新人のときからずっとBroncosでK、この日は53ヤードのFG2つ失敗していた
その他の注目選手)
* Rod Smith, Denver, #80, WR, 35才、11年目のキャリア、もうすぐ1万ヤードレシーブ達成
* Champ Bailey, Denver, #24, CB, 3Q開始直後の頭脳的なインターセプトリターンTDでゲームの流れを引き寄せた
* Darrent Williams, Denver, #27, CB, ルーキー、この日パントリターンTDを決めたかと思われたがエンドゾーン到達直前に喜んだ味方選手がベンチからフィールドに入ってしまい反則でTD取消し
[アメリカンフットボール]
© 2005, zig zag road runner.
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