為末大 ハードルの奥の深さ(Tamesue, 400m hurdles)
本日放送されたTV朝日のスポーツ番組「NANDA!?」に陸上の為末大選手が出演していた。
為末選手の専門は400メートルハードル。
体育の授業でハードルを跳んだことはあるが、そのときは前傾姿勢で跳んで横から足を抜く、程度にしか考えていなかった。
ところが、為末選手が番組中で語っていたところによると、いろいろと奥が深い。
たとえば、跳んでる間、足が地面に着地するまでの間は身体の力を抜いている(そこで力を入れても意味がないから、らしい)とか。また、ハードルを越えた瞬間に、次のハードルまでの距離感をつかむとか。その距離感というのが非常にセンシティブなもので、そのときに追い風か向かい風かによって次のハードルまでのストライド幅がずれてくるとか。それを成り行きにまかせていると減速しなければならなくなるので、そうならないようにストライド幅を調整するとか。そこでのズレとは、1ストライドあたり(つまり一歩あたり)1センチメートル程度だとか。
かなり、テクニカルな競技なんだな。
© 2005, zig zag road runner.
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