コナミカップ アジアシリーズ2005(Konami Cup Asia Series 2005)
千葉ロッテマリーンズ(日本)vsサムスンライオンズ(韓国)
Chiba Lotte Marines (Japan) vs Samsung Lions (Republic of Korea)
2005年11月10日(木)、東京ドームで、コナミカップ アジアシリーズ2005が開幕した。
第2試合(18時試合開始)の千葉ロッテマリーンズ(日本)vsサムスンライオンズ(大韓民国)のゲームを観てきた。ロッテ対サムスンって、対戦チーム名の組み合わせは、なんだかすごい。
結果は、ロッテ 6-2 サムスン。ロッテの先発の小林(宏)が勝ち投手。小林(宏)のあとは、小野-藤田-薮田とつなぎ、最後は小林(雅)が9回表のサムスンの攻撃を三者凡退(2奪三振)に抑えて締めくくり。
負け投手は、サムスンの先発のバルガス(Martin Vargas)。バルガスは元・中日ドラゴンズのピッチャーである。
千葉ロッテは、1回裏の攻撃、先頭バッターの西岡がいきなり三塁打、その後、今江のタイムリー単打、サブローのタイムリー二塁打、イ・スンヨプの犠牲フライで3点先取。4回裏にはDH橋本のソロホームランもあった。
千葉ロッテは打線がかみ合っていた感じ。対するサムスンは、先発投手のバルガスのコントロールがあまり良くなかった。だが、その後の継投で出てくるピッチャーはそこそこ良いピッチャーがそろっている。
千葉ロッテは、日本の代表チームとしての意地にかけても全勝優勝を狙っているのだろう。
対するサムスンはどうか? 考えすぎかもしれないが、サムスンのソン・ドンヨル監督(元・中日ドラゴンズ、投手)は、今日のゲームは捨てても良いくらいの考え方で来ていたのかもしれない。というのも、4チームの総当りリーグ戦(各チーム3試合)の1位チームと2位チームが11月13日の決勝戦で優勝を争うから。つまり、リーグ戦で興農ブルズ(台湾・CPBL代表)とチャイナスターズ(中国・CBA選抜)に勝てば、1位であろうが2位であろうが決勝の出場資格が得られる。初戦のロッテ戦では負けてもいいから中継ぎ投手陣を投げさせておいて、決勝にエースピッチャーをぶつけてくる。というのは、やっぱり考えすぎかなぁ?
発表された入場者数は27305人。外野はライト側もレフト側も満員だったが、3塁側内野席と3階席には空席が目立った。平日だからというのもあるかもしれないが。
それにしても、国際試合というのは、独特の雰囲気が楽しめる。
今回は、国を背負いながらも、戦う主体はあくまでもクラブ。韓国チームの先発投手は米国人で、日本チームの5番バッターは韓国人(しかも、元サムスンの選手)。
そのイ・スンヨプが打席に入る場面では、ライトスタンドのロッテファンの応援にあわせて、サムスン応援団の中からも手拍子。
主審のHsu氏は中国から(?) ずいぶんと高めの球もストライクの判定。日本の打者は、高めの球で見送り三振に打ち取られると、やや首をかしげながらも敢えて抗議も無くベンチに戻る。
応援の仕方も、それぞれ独特。千葉ロッテの外野席の応援は、非常に組織的(?)に統制されている。対するサムスンの応援は、太鼓とチアリーダー。チアリーダーの踊り方も、何か、韓国的(熱情的っていうか・・・)。
まあ、そんな感じの、楽しいゲームだった。
© 2005, zig zag road runner.
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Comments
こんばんわ、TBありがとうございます。
見に行かれましたか。うらやましいですね。しかも勝ち試合。ますますうらやましいですね。
確かにロッテと韓国チームの戦いって、凄いですね。
またよろしくお願いします!
Posted by: ピア | Saturday, November 12, 2005 17:05