デジタル情報クライシス デジタル写真の長期保存
3年ほど前からデジタル一眼レフカメラを使っている。
以前はNikonのD100。最近は同じくNikonのD2Xを使用。
今月発売された雑誌「月刊カメラマン」を見てもD2Xの評価は高く、私自身もほぼ満足しており、今はもうフィルムカメラ(Nikon F5など)よりもこのデジタルカメラのほうをメインに使っている。
それはいいのだが、問題は、撮った写真をいかに保存するかである。
今は、ハードディスクと、CD-Rとを併用している。CD-Rの枚数がだんだんと増えてきたため、近いうちにDVD-Rも導入する予定。
ハードディスクは、PC内臓のものと、外付け2台とをあわせて、総容量は約360GB(ギガバイト)。
多いときは、1回(1日)の撮影で1000枚から1500枚程度撮る。JPEG形式で保存しても、1日分の撮影データが2GBを超えることも珍しくない。
問題は、これらの媒体に保存したデータが使えなくなるかもしれないという恐怖といつも隣り合わせにいること。先日、ハードディスクのエラーにより、一部のデータにアクセスできなくなってしまった。同じデータがCD-Rにも保存されているため救われたが、ハードディスク装置が買ってから2年もたたないうちにエラーを起こすということは、非常に信頼性に欠ける。CD-RやDVD-Rなどの媒体も、保存状態によっては意外と早く(10年以内に?)読めなくなる可能性がある。
これは大問題である。
と思っているときに、1冊の本を発見した。
デジタル情報クライシス 情報を1000年残す方法
編集:中島洋
発行:日経BP企画
発売:2005年11月
さっそく買って読んでみようと思っている。
© 2005, zig zag road runner.
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