Googleパーソナライズド検索
これまでのSEO手法が、見直しを迫られるかもしれない。
Googleの新しいサービス「Googleパーソナライズド検索(Google Personalized Search)」の日本語版(ベータ)が、2005年11月11日、開始された。
このパーソナライズド検索は、「Googleアカウント」を用いてユーザーの検索履歴を蓄積・管理する。そして、ユーザーの嗜好に合わせて検索結果の表示順位が決定される。ちなみに、Googleアカウントにサインインした状態でGoogleの検索ページにアクセスすると、アカウント名がページ上部に表示される。
最初のうちは大きな違いは見られないが、検索履歴が蓄積されると、より関連性の高い検索結果が表示されるようになるとのこと。
使ってみると、Googleでニュースを検索してその検索結果のサイトに飛ぶ際には一旦Googleのサイトを経由する。そこで、ユーザーが選択した検索結果の情報がGoogleのサーバ側に蓄積されるようである。
ただし、ウェブを検索してその検索結果のサイトに飛ぶ際にはGoogleのサイトを経由せず、直接ジャンプする(2005年11月12日現在)。これだと、Googleサーバ側では、ユーザが検索結果をクリックしたかどうかがわからない。
ユーザは、自分の検索履歴を見ることができる。ウェブ、イメージ、ニュースそれぞれにチェックボックスが表示されており、チェックの入ったカテゴリーの検索履歴のみを見ることもできる。ブックマーク機能も付いており、これは便利そう。
このパーソナライズド検索ユーザの過去のクリックも検索順位の決定に反映されるようなので、これまでのSEO手法の一部は、効力が弱まる可能性がある。
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