Hondaの新型Asimoは二足走行も
先日(2005年12月13日)のテレビニュースで、本田技研(Honda)の二足歩行ロボットAsimoの新型が紹介されていた。
正確に言うと、この新型ロボットは、既に二足「歩行」ではなく、走っていた。時速6キロメートルとのこと。
左右の足を交互に出すとき、一瞬であるが、両足が浮いている瞬間がある。滑らかな走り。これは、見たら感動する。走るなんて。C-3POでさえ、早足で歩くのが精一杯だったのに。
本田のウェブサイトには、「両足が浮いているときでも、積極的に姿勢の傾きを制御することで、走行スピードを従来の3km/hから6km/hに倍増させました。」と書かれている。
もう、これで、目の前で電車のドアが閉まることもないかも・・・ Asimoが駆け込み乗車するCMとか作ったら、面白いと思う。他にもいろいろアイデアはある。
ところで、介護ロボットは、安全性が充分に検証されるまでは実用化は難しいそうだ。
本田では、来年から、Asimoが会社の受付の役割を勤めるらしい。来客を部屋まで案内したり、コーヒーを出したりできるらしい。
欧米企業は、キリスト教的価値観に縛られているため、人型ロボットの製造には躊躇している。
そのような価値観から自由な日本企業は、この技術分野で既に先端を走っているが、今後さらに独走態勢を維持しそうな勢いを感じる。
© 2005, zig zag road runner
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Comments
TBありがとうございます。
ここまでHONDAがやってくれるとは,P2が出た当時では考えられず,ただただ驚くばかりです。中の人は・・・(以下略)
Posted by: たつパパ | Friday, December 16, 2005 08:39