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Saturday, March 12, 2005

検索エンジンサイトの状況(Google新サービスなど)

検索サイトについて。

Yahooは、ポータルサイトの老舗として、検索エンジンを軸としながらも、オークションサイトの運営や、アフィリエイトへの進出(バリューコマースの子会社化)など、多方面への進出を図っている。

NTTレゾナントが運営するサイト「goo」は、「OK Web」から技術供給を受けて「教えてgoo」を展開したり(最近では駅ポスターでの大々的な宣伝が行なわれた)、検索技術と言うよりは検索ワードそのものに重点を置いてみたり、独自の展開を模索している。

一方で、Googleは、あくまでも独自の検索技術の深化という軸をあまりぶらさず、その応用範囲を慎重に選択(AdSenseや、Google Newsなど)することによって、経営資源をほぼ一点に集中させる戦略を取っているようにうかがえる。

そのGoogleが、今月に入ってから、サービスのマイナーチェンジをいくつか行なった。

そのひとつが、ニュースアグリゲーションサービス(Google News; いまだに「ベータ」の位置付けである)のカスタマイズ機能。2005年3月10日(米国時間では3月9日)から、ユーザは自分のページをカスタマイズできるようになった。具体的には、日本のニュースサイト(http://news.google.co.jp/)の場合、「経済」、「国際」、「社会」、「政治」、「科学・テクノロジー」、「スポーツ」、「文化・芸能」、「トップニュースの続き」の8つのカテゴリーの表示レイアウト順序を変えることができる。USのサイト(http://news.google.com/)の場合には、「World」、「U.S.」、「Business」、「Sci/Tech」、「Sports」、「Entertainment」、「Health」、「More Top Stories」の8つのカテゴリーについて同様のことを行なえる。また、標準セレクションを追加したり、キーワードしていによるカスタムセレクションを設定したり、表示する記事数を変えたり、記事テキスト及び画像の表示/非表示を切り替えたり(どちらの場合も記事タイトルは表示される)といった設定を行なうことができる。

現在のところ、カスタマイズ設定を反映したURLをコピーする機能は提供されている。さらにいえば、カズタマイズによる個人属性をマーケティングに活用するなど、このカスタマイズ機能の一層の進化は理屈の上では考えられるがGoogleがどこまで視野に入れて機能を今後開発しようとしているかは、現在のところは不透明である。

また、別のサービスとしては、3月9日、「Googleサジェスト」日本語版が公開された。
(URLは、http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja)
このGoogleサジェストも「ベータ」とされているが、こちらは、ひとことで言えば検索ワードのオートコンプリーション機能である。検索ワードを入力するフィールドにキーボードから入力していくと、マッチする候補ワードのリストが各候補ワードに対応するヒット数付で表示され、その候補から選択することができる。表示される候補は、おそらく個々のユーザの検索履歴によるものではなく、検索サイト側で検索頻度の高いワード(その時点でのホットなワードも含まれる)が選ばれるようになっていると思われる。

これにより、ワードを入力する際のタイピングストローク数が減ってユーザが楽になる。それだけでなく、副次的効果としては、ユーザが当初意図していなかったワード候補で検索を行うようになるため、特定のワードでの検索の集中が加速するようになる可能性もある。

追記

関連記事:
weblog.hikoboshi.mac: Google Suggestの挙動を読む


(c) 2005, zig zag road runner.

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