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Wednesday, March 16, 2005

国立大学の授業料

89の国立大学法人の来年度(2005年4月からの年度)の授業料値上げ幅が、ほぼ横並びになるとのこと。

以前は国の機関だったので各国立大学で授業料が同一なのは当然だったが、今は各々が独立した機関(法人)であり、このような横並びは、独占禁止法上、問題にはならないのだろうか。特例でもあるのかな?

「文部科学省が決めた標準額」というのが、実質的にはカルテルである可能性もあるから。電気製品一般の「メーカー希望小売価格」よりは、現在のところの結果としては、この「標準額」かなり強く価格を拘束している。

Nikkei Netの記事より;
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050316AT1G1505915032005.html

国立大学法人全89校の4月からの授業料に関する方針が15日、出そろった。4年制大学・短大85校のうち、授業料据え置きや値上げ幅の圧縮をするのは3 校にとどまり、残る82大学が文部科学省が決めた標準額に沿って1万5000円の値上げを決めた。国立大授業料の横並びが初めて崩れたが、差はわずかなものとなった。

(c) 2005, zig zag road runner.

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Tuesday, March 15, 2005

Google Desktop Search (グーグル・デスクトップ検索)

本日、Google Desktop Search(グーグル・デスクトップ・サーチ)日本語 ベータ版がリリースされた。
革命的と言っても良い、かなり便利なツールである。

この「Google デスクトップ検索」はちょっと前から注目しており、日本語化を待ち望んでいたので、さっそくダウンロードしてインストールしてみた。
MS Wordファイル、MS Excelファイルやテキストファイルだけではなく、ローカルメールボックスにあるメールの中味や、過去のウェブサイト参照履歴も検索対象にすることができるようである。

起動してみる。
ブラウザ上に「Google デスクトップ検索」の画面が立ち上がる。このとき参照している「127.0.0.1」というホストは自PC自身なので、特にネットワークに接続されていない状態でも検索を行なえる。

Googleのサイトにも書いてあるように、デスクトップの検索をしても、PC内の情報は外部には漏れないとのこと。ここで仮に情報が流出するようなことがあると、この機能の価値は半減する(ないしはそれ以下)ので、Google側もその辺には気を使っているようである。

ちなみに、問題発生時のレポートをGoogleに送信するか否か、設定できるようになっている。情報流出が気になる場合には、このチェックボックスのチェックを外しておくと、良いだろう。

この「Google デスクトップ検索」は、ローカルPC内に、検索用のインデックスを作成する。予めインデックスを作っておくことにより、検索時にはこのインデックスを参照すれば済み、ファイルを直接スキャンすることは無い。仮に直接スキャンしたら、数十ギガバイトのハードディスクを有するPC上を検索するのに何十分もかかることになってしまう。

検索用インデックスは自動的に作成される。PCが使用されていないとき(アイドル状態のとき)に、GoogleDesktopCrawl.exe というプログラムが走って、インデックスを徐々に作成していく。ウェブサイトには、Googlebotがやってくるが、そのデスクトップ版のクローラーである。インデックス作成が完全に済むまでは、そのパーセンテージが表示される。

おそらく、ファイルが更新されたら、また GoogleDesktopCrawl.exe が更新されたファイルを参照して、インデックスに反映させるのだろう。

「Google デスクトップ検索」をインストールした後は、普通にwww.google.co.jpにアクセスしたときにも、「デスクトップ」というアイテムが表示され、「デスクトップ検索」にスムーズに移ることができる。このあたりも、使い勝手が良く考えられていると思う。

検索結果は、従来のGoogle(ウェブ検索)のそれと同様の形で表示される。

これまでは、PC上でのファイルの整理は、かなり厄介だった。ファイル名を体系的に決めたり、ディレクトリ構造を注意深く作ったり・・・ それでも、いざというときに、ほしいファイル(あるはずのファイル)が見つけられなくて、イライラした経験は、私だけでなく誰にでもあるだろうと思う。まあ、情報を単一ツリーだけで整理することはDOSの時代(だから1980年代前半?)からの伝統で、これ自体無理があることは、理屈の上からも経験上も前からわかっていたことだが。

今後は、このデスクトップ検索機能を使えば、かなりいい加減なディレクトリ構造/ファイル名であっても、必要なファイルを簡単に探し出すことができる。ウェブ検索の技術をデスクトップに適用するというのは、技術的に克服すべき課題はあっただろうが、アイデアとしてはコロンブスの卵的な感じを受ける。普及する技術というのはそういうものである。一度手にしたら放せなくなりそうである。

1年後(つまり2006年の3月頃)には、これがいつから存在したかも忘れてしまうほど、広く、当たり前に使われていそうな気がする。

Google関連の過去記事:
検索エンジンサイトの状況(Google新サービスなど)
画像検索技術(image search)
キーワードマッチング広告と商標権/Googleの侵害訴訟
Google News 日本版 Beta
Google株式公開

(c) 2005, zig zag road runner.

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