「タイガー&ドラゴン」(Tiger & Dragon)
[宮藤官九郎]
最近あまりTVのドラマを見てなかったのだが、2005年4月22日にTBSで放送された「タイガー&ドラゴン」の第2話を、ついつい最初から最後まで観てしまった。
このドラマの面白さは、ストーリーに頼らずに、ドラマの構成(構造?)と展開で押して見せているところかな。
薄っぺらいストーリーを押し付けられても面白くもないし感動も無いということを、多分、このドラマの制作者はわかっているのだろう。
まあ、初めて観たのだが、この「タイガー&ドラゴン」は、古典落語の演目をモチーフとして借用して、それを一話ごとに完結したドラマにしているらしい。
22日に見たのでは、「饅頭怖い」が使われていて、落語家の林屋亭どん兵衛(西田敏行)が落語の「饅頭怖い」を演じている場面と、その「饅頭怖い」を複数の登場人物が演じて再現した劇中劇(って言うのか?)と、TVのバラエティ番組をカリカチュアライズした場面(その中でも登場人物が饅頭を食べている)とが、互いに切り替わりながらひとつの流れとなっている。1時間のうちの前半部分は、そこが盛り上がるところ。
あとは、落語家一家(そこに弟子入りしている虎児(長瀬智也)らも含む)の人間関係を絡めて展開していきながら、後半は、虎児の兄貴分の日向(宅間孝行)の結婚披露宴の場面につながっていく。虎児の親分(笑福亭鶴瓶)の意向によって虎児がその披露宴で「ハプニング」を起こさねばならないことになっており、そこの落ちの部分で、また、「饅頭怖い」のモチーフが再活用される。
「庭付き一戸建てとドイツ製システムキッチンとプラズマテレビが嫌い。」
よく作りこんであるなぁと思っていたら、「脚本 宮藤官九郎」とのことで、納得。
あとは、伊東美咲が今までのイメージとは違う役にチャレンジしていることとか、笑福亭鶴瓶がいい味を出していることとか、見所は多い。
個人的には30年ほど前から鶴瓶を見ている(生で見ていたのも含めて)が、彼が落語を演じたのを見たのはこれまでに1回くらいしかなく、このドラマの中で鶴瓶の落語も見てみたいなぁ、と思う。
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関連ブログ記事:
どらま・のーと: タイガー&ドラゴン 第2話 『饅頭怖い』
(詳しく書かれています)
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2005年6月18日追記
「タイガー&ドラゴン」のDVD-BOXが2005年9月7日に発売されることが決定!!
初回限定の封入特典は、特製「うらはらドラゴン」ストラップ。この「うらはらドラゴン」ストラップを、「タイガー&ドラゴン 三枚起請」の初回封入特典となっていた「特製 タイガーストラップ」と組み合わせると、「タイガー&うらはらドラゴン」ストラップに変身する。
© 2005, zig zag road runner.










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