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Friday, June 30, 2006

ネットでの予想ゲーム

英国の街角を歩いていると、いたるところに「ブックメーカー(bookmaker)」の店を見つけることができる。

ブックメーカーって、・・・ 製本屋ではなく、賭けをできる店である。
ご存知のように、英国では、この種の賭けは合法であり、新聞などにも多くの広告が出ている。
賭けの対象は競馬やサッカーなどといったスポーツが多いが、それだけでなく、選挙や天候など、あらゆるものが対象になり得る。

ところで、投票人気に応じてオッズが刻々と変化していくのは当たり前だが、英国の多くのブックメーカーの特徴は、プレイヤー(賭ける人)が賭けた時点のオッズが適用されること。これは、状況が刻々と変化していくものを対象として賭ける場合には、フェアなやり方といえるかもしれない。

インターネットが一般家庭などにも普及し始めた頃、ちょうど英国から日本に私は引っ越してきたのだが、インターネットをつかってこのような賭け(というより「予想」)ができたら楽しいのにな・・・ と思っていた。

ネットだと、いろいろと複雑な予想の仕方も可能だし。

今では、ネット上にいくつかの予想サイトがある。

それぞれに特徴があるのだけど、ここ→予想ネット http://www.yosoo.net/top.phpの特徴は、やっぱり貯めたポイントをキャッシュに変えられることだろう。

そして、予想ネットモバイル(http://www.yosoo.net/mb_yosoo.php)もオープンしたようである。

モバイルのオークションなんかも結構今はホットになっているようだし、こっちの予想ネットモバイルでどこででも予想を楽しむというのもいい気がする。

なんか、聞くところによると、モバイル独自の新たな新展開もあるとのこと。まだ秘密だけど。

ケータイって中毒性があるけど、中毒にならない程度に、この予想ネットモバイル、やってみようかな。

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Tuesday, June 27, 2006

池田果菜子(いけだかなこ)さん誘拐事件

速報

明治学院大学 4年。
2006年6月26日午後、渋谷区鉢山町(?)で事件発生。
2006年6月27日未明、被害者無事保護。容疑者も拘束される。


関連ブログ記事:
ちょくブログ あなたの隣の怪奇談 銀河の野良暮らし  

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Sunday, June 25, 2006

今週の本 - book preview

本の広告にISBNコードが入っている場合があるが、あれが入っていると、買おうとしたときに非常に便利。

ISBNコードを広告に記載しているのは、筑摩書房や日経BP社など、一部のみ。新聞の書評欄にもISBNコードが入っていたらなぁ。

今週気になった本は以下の通り。

* 全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

* フラット化する世界

* 日本の個人主義

* モナ・リザと数学 ダ・ヴィンチの芸術と科学

* ミュージアム・マーケティング

* ミッションマネジメントの理論と実践

* Q&A ストック・オプション会計の実務ガイド

* 大学生の論文執筆法

* 和魂米才の発想法 日本流でも米国流でもない企業経営

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和魂米才の発想法/木村剛

和魂米才の発想法 日本流でも米国流でもない企業経営/木村剛・著

広告のコピーで「『国家の品格』では、日本の明るい未来はない!」と書かれている点だけが気になった。それはいい。いかなる具体的な形を作れるかが問題である。

今週の本(2006/6/25)

渋沢健のオルタナティブ投資日記

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大学生の論文執筆法

大学生の論文執筆法/石原千秋・著

最近の大学ではちゃんとした論文の書き方も教えないのかと思うほど、文章の書けない人たちが社会に出てきていることに危機感を持つ。感性で語ることだけではなく、しっかりと論ずることも重要。

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Q&A ストック・オプション会計の実務ガイド

Q&A ストック・オプション会計の実務ガイド/あずさ監査法人・編

日本の企業にも多く取り入れられたストックオプション制度であるが、主として会計的観点からその見直しが始まっている。この本が発売されたのは2006年5月であり、時機的にも、参考になりそう。

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ミッションマネジメントの理論と実践

ミッションマネジメントの理論と実践 経営理念の実現に向けて/田中雅子・著

経営理念をいかに体現化するか。価値観が多様化する現代であるからこそ理念の体現化は重要であるし、企業の構成員ひとりひとりがそれを求めていながら理念の理解というものは直線的には進まないということも感じる。巨大化する組織の中でどういうモチベーションが有効であるのか、指針になりそうな本。

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ミュージアム・マーケティング(Kotler)

ミュージアム・マーケティング
フィリップ コトラー(Philip Kotler)・著, ニール コトラー(Neil Kotler )・著

博物館、美術館などといった組織における経営と戦略。公的資金だけに頼るわけにいかなくなりつつある今、非営利組織も、経営と無縁ではない。

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モナ・リザと数学 ダ・ヴィンチの芸術と科学

モナ・リザと数学 ダ・ヴィンチの芸術と科学
ビューレント アータレイ・著

名画に仕掛けられた数学。フィボナッチ数、黄金比、シンメトリー、透視法。

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日本の個人主義/小田中直樹

日本の個人主義/小田中直樹・著

日本においてはいまだに、個人の自由と責任ということが正しく認識されていないと考えざるを得ない。この本は、「そもそも自律した個人とは幻想に過ぎないのか。」と問う。「戦後思想の苦闘を糸口に個人主義のアクチュアルな意義を問う刺激的論考。」とのことで、面白そう。

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フラット化する世界 The World Is Flat

フラット化する世界(上)/トーマス フリードマン・著
フラット化する世界(下)/トーマス フリードマン・著

少し前から気になっていた本であるが、今日(2006年6月25日)の日本経済新聞に今井賢一氏が書評を書いている。今井氏の書評では、「ミドルクラス」に焦点が当てられている。日本の強さは、かつて、ミドルクラスの強さによると言われた。ミドルクラスの役割を積極的に評価した点は、この本のポイントの一つか。著者は「国民が希望を抱く国には中流階級がいる」というジェーリ・ヤンの言葉を紹介する。また、「インドにイスラム教徒が多いにもかかわらずビンラディン派が出ないのは、インドの民主主義によって彼らの多くはミドルクラスになっているからだ」という事実を挙げる。そして、「ミドルクラスは、収入の多寡ではなく、心の持ちようだ」と言うとのこと。「フラット化する世界」が、最大多数の最大幸福を生み出すための重要な概念のような気がする。

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全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
ジョセフ シュガーマン・著, 金森重樹・訳

「この本の英語版が日本で5万円もの高値で売買。幻の名書が初めて日本語で読める!」とのこと。そして、「シュガーマンが莫大なコストをかけて身につけ、彼のセミナー受講者が大金を払って学んだ、売るための文章術とマーケティング上の貴重なノウハウが、本書を読むことによって周囲の誰よりも早く身につくだろう。」とのこと。文章自体が持つ集客力と販売力。広告、宣伝、プレゼンに応用可能らしい。訳者はあの金森重樹氏。たぶん適役。

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Nikon D2Xs 発売へ

Nikon デジタル

2006年6月29日に、Nikonがデジタル一眼レフカメラ「D2Xs」を発売。

昨年出たD2Xの後継機種。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D2Xs

主な特徴は次の通り。

1) 大容量のリチウムイオンバッテリーを採用したことにより、1回の充電で約3800コマ撮影可能。これは、D2Xの150%弱。

2) クロップ高速撮影時のファインダー表示を改良。D2Xではクロップ撮影用の枠がファインダーに表示されていたが、D2Xsでは、クロップ高速撮影時には、ファインダー視野の撮影範囲外を液晶表示で半透過として撮影範囲を明確にするとのこと。

機能的にも性能的にもD2Xのマイナーチェンジにとどまっている。

メーカー希望小売価格は設定されていない。つまり、オープン価格。Nikonがこのクラスのカメラをオープン価格で出してくるのは初めてではないか。その点においては時代の流れを感じる。

本日現在、amazon.co.jpでの税込販売価格は459,800円。ここからさらに還元があることを考えれば、安い。

プロだけではなく、アマチュアにも充分手が届く価格。20万円前後クラスのデジタル一眼レフを使うカメラマンは、おそらく次のステップとしてこのD2Xsのようなカメラが欲しくなるはす。

昨年D2Xを買った私としては、今回のD2Xsはそれほどすぐに飛びつく必要もない。どこかのタイミングで台数を増やすときに買うかもしれないが。それにしても、D2Hは買わなくて正解だった。

Keywords: SLR digital camera, Nikon, D2X, D2Xs

関連ブログ記事: 渋柿かじって サイアム・スポーツ・フォト   

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ウィンブルドン・テニス選手権のネット配信

2006年6月24日(土)の日本経済新聞の記事によると、オール・イングランド・ローン・テニス・アンド・クロケット・クラブ(The All England Lawn Tennis and Croquet Club)がインターネット事業を強化し、ウィンブルドン選手権などの試合を生中継でも見られる有料のネット配信サービスを開始するとのこと。

インターネットによる映像コンテンツ配信は、配信技術そのものに特に困難な点はないが、今後、いかに魅力的なコンテンツが配信されるか、また、配信事業者がいかに利用者を囲い込むかが、ビジネス的な成功の鍵になってきそうな気がする。

Keywords: the Internet, contents delivery service

関連ブログ記事:SEVEN DAYS IN SUNNY JUNE 海底より

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Thursday, June 22, 2006

セ・パ交流戦終了

阪神タイガースは、2006年6月20日の甲子園での千葉ロッテ戦で、今シーズンの交流戦を終了。

ロッテ相手には、5勝1敗。

開幕からのトータルでは、66試合で、38勝27敗1分。勝率は、.585。1位の中日にゲーム差なしの2位につけており、まあまあの位置。

交流戦期間後半で読売ジャイアンツが大きく沈んで、阪神と読売との差は、4.5ゲーム。

6月23日(金)からは、ヤクルトとの3連戦。

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Wednesday, June 21, 2006

ブログの新展開

私にとっては、「Weblog」のことを「ブログ」と呼ぶ言い方に何となく違和感を感じながらも、この「ブログ」というものの存在が気になり始めたのが2003年頃。

そして、自分で、ブログ(この「zig zag road」)を書き始めたのが2004年。

このあたりを、日本における「ブログ元年」と呼んでも、まず差し支えないと思う。

それから2年が経過。ITの世界における2年というのは、様々な変化・変容・展開を行なうには充分すぎるほど長い期間。

ブログのビジネスへの活用という意味でも、様々な方向への展開が起こってきている。

アフィリエイト販売という形態ではなく、ブログ記事を広告メディアそのものとして活用することが本格化してきたのは、2005年後半あたりからか。

CNET Japanの記事 ライトアップ、個人のブログに企業の求人情報を掲載する「求人クリップ」 は、既存の「ブログクリップ」というサービスを利用して、求人広告を掲載するというプランについて書いている。

例えば深い専門性を持つ人を探すには、マス媒体よりも、ブログのようなパーソナルな媒体のほうが向いている場合も、確かにあるような気がする。

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Wednesday, June 14, 2006

楽天にサヨナラ負け

阪神タイガースの岡田監督は、楽天イーグルス戦あたりは、3連勝するくらいの星の計算をしていても不思議ではない。

でも、今年のタイガースは、妙に、楽天相手にもたつく。

先発・井川が点を取られるのは、ほめられたことではないにせよもう慣れているのだが、2点リードした状態で7回から藤川-ウィリアムス-久保田を投入となれば、もうほぼ勝っていたのが昨シーズンまでのタイガースのパターン。

しかし、ウィリアムスが2点取られて追いつかれ、久保田は9回裏は無失点に抑えたものの10回裏はワンアウトも取れずに4連打を浴びてサヨナラ負け。

ちょっと、なんだか、良くない。

中日が勝ったため、首位明け渡し。読売は敗れたため、阪神と読売とのゲーム差は1.5で変わらず。

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Friday, June 09, 2006

阪神、また首位に

3連敗した阪神タイガースだが、昨日(2006年6月8日)のゲームは、
6-4で北海道日本ハムファイターズに勝利。

あわやノーヒットノーランという感じでダルビッシュに完封されたのは
痛たかったが、とりあえず、日ハム3連戦を1勝2敗で終えた。

読売が負けて中日が勝ったので、読売は1位から3位へ転落。

1位阪神、2位中日、3位読売となっている。
4位のヤクルトも、交流戦の勝率の高さでせまってきている。

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Monday, June 05, 2006

秋田県の小学生殺害(?)事件、秋田県警が死体遺棄の容疑者を逮捕

テレビでサッカーの日本代表のテストマッチを見ていたら、ニュース速報のテロップが流れた。

その後、毎日新聞がインターネット上に配信したところによると、
「秋田県藤里町粕毛家(かすげいえ)の後(うしろ)、町立藤里小1年、米山豪憲(ごうけん)君(7)が殺害され、草むらに遺棄された事件で、県警能代署捜査本部は4日、豪憲君の2軒隣に住む元遊技店店員、畠山鈴香容疑者(33)を死体遺棄容疑で逮捕した。」
とのこと。

また、
「畠山容疑者の長女で同小4年の彩香ちゃん(9)は4月、自宅近くで行方不明になり水死体で見つかっており」
とも書かれており、事態は複雑。

複数の週刊誌では、しばらく前から、この容疑者と思われる人物を特定した記事が書かれていた。もちろん、それらの記事の中でも、犯人を断定したものではなかったが。

警察の捜査員も、事件当初からこの容疑者に注目していたらしい。

にも関わらず、逮捕が遅かったことは、物証が無いか乏しいことをうかがわせる。容疑者は死体遺棄容疑を否認しているとのことで、これからもまだ、曲折があるかもしれない。

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Thursday, June 01, 2006

0.05円分の窃盗事件

Kyodo Newsが配信した記事「5銭分の電気盗み取り調べ 電話中に電池切れ」

横浜市の大学生(20)が「パン店の外壁にある看板用コンセントに携帯電話の充電器を差し込み、携帯電話とつないで約30分間通話し、電気約0・005キロワットを盗んだ」という疑いで、2時間の取調べを受けたとのこと。

このニュースを読んで驚いたことは次の2点。

ひとつは、0.05円分の窃盗で警察が動くということ。ま、本来は当然といえば当然なのだが、わざわざニュースになっていることを考えても、驚くに値するのだろう。

もうひとつは、記事の(おそらく)誤り。Kyodoの配信している記事で、「電気約0・005キロワットを盗んだ」と書かれている点。おそらく、この記事は、盗まれた電力の量を伝えようとしたのだと思う。が、「キロワット」という単位は電力の強さを表わすものであるが、量を表わすものではない、ということは、電気のことを少しでも勉強した中高生でもわかることだと思うのだが、ニュース記者にとってはそのあたりはあまり気にならないらしい。

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Googleビデオ広告

CNETの記事(Elinor Mills氏)「成功するか?グーグルの新しいビデオ広告サービス」によると、Googleは今度はビデオ広告を狙っているらしい。

現在、広告主がビデオ広告を出したくてもこれを載せる媒体(サイト)が圧倒的に足りないとのこと。

今のGoogle AdSenseのような形で、簡単に載せられるようになるならば、ビデオ広告の量も一気に増えるかもしれない。

広告主は入札により広告スペースを確保するという、これもGoogleが得意とする方法。

AsSense広告は、Googleの売上を飛躍的に伸ばすという意味でも、一般のサイトオーナーが容易に広告を掲載できるようになったという意味でも、画期的だったと思うが、これからまだいろいろな形での拡張をしていくのだろう。

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阪神タイガース、楽天Eaglesになんとか勝ち越し

阪神タイガース、2006年5月31日の試合は、欠場していたウィリアムスが復帰し、J-F-Kのクロージング・リレー。
しかし、9回、久保田による四球、被安打、投手ゴロ処理時のエラーなどで逆転され、敗戦。
今年の久保田は、ほんとに、賭けみたいなもの。安心していられない。

6月1日の試合は、0-1と東北楽天にリードを許していたが、6回裏に二死から鳥谷のツーランホームランで逆転。
今日も、J-F-Kリレー。
今日はこのまま逃げ切って、2-1で勝利。

ホームゲームでの楽天戦に2勝1敗と勝ち越したが、ここは、できれば3連勝したかったところ。

結構、元・タイガースの選手が楽天にいるので、そのあたりも影響しているのだろうか。

とりあえずは首位を維持。

ところで、6月1日のゲームで、今季の阪神タイガース主催試合での入場者数が100万人を突破。以前、年間でも100万人に届かなかった頃があることを考えると、2ヶ月そこそこでのミリオン達成は、隔世の感。

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