画像保存の問題解決 - 冗長化ハードディスク(HDD)
デジタル一眼レフを使うようになってから約3年経過。今使っているNikon D2Xを使うようになってからも、もう1年半近くたつ。
デジタル一眼を使っていると、言うまでもなく、フィルム代・現像代が不要であり、これらに年間200万円近く使っていた頃と比較すると、写真を撮るコストが極端に低くなった。高価なカメラを買っても、数ヶ月でペイしてしまう計算である。
デジタルも、1000万画素を超えると、フィルムとの差もほとんど感じない。
では、良いことばかりかというと、そうでもない。最大の問題は、画像データをいかに保存するかということである。
デジタル一眼を使い始めたときに、このあたりはかなり真剣に考えたことがあって、当時の主な選択肢としては、CD-R、DVD-R、ハードディスク(HDD)があったのだが、アクセスの良さと、記録密度(要は、1ビットあたりの媒体ないしは筐体が占める体積)の良さから、ハードディスクを選んで今まで使ってきている。但し、やはりハードディスクの事故が怖いので、CD-R等にもバックアップは取るし、大事なデータは複数のハードディスクドライブに重複して記録している。
まあ、これで、とりあえずいいのだが、問題は、面倒くさいこと。データの管理も大変。
そこで、検討しているのが、冗長化対応しているハードディスク(HDD)製品。
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/hd.html
例えば、上記URLのBuffaloのサイトに掲載されている「HD-WIU2/R1」シリーズは、2つの独立なドライブを内部に備えていて、これをミラーリングモード(RAID1)で使用すると、同じデータを自動的に両方のドライブに書き込んでくれる。単一ドライブの故障率をrとすると、両方のドライブが同時に故障する確率はrの自乗となり、事実上ゼロに限りなく近くなる。
もちろん、記録容量優先で考えるなら、「スパニングモード」や「通常モード」で使用することもできるが、私の場合は、元々、大事な写真画像データを如何に安全かつ簡単に保存するかという課題を持っているので、やはり、この製品を買うならばミラーリングモードで使いたいと思う。
メーカー希望小売価格でも1GBあたり100円を切っており(但し、ミラーリングだと、当然のことながらコストは倍)、実売価格だとさらにかなり安くなると思われるため、データ量が増えてもそれほど負担にはならない。
ということで、とりあえず、検討している。
© 2006, zig zag road runner.
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