映画 アサインメント(アイダン・クイン ほか)
今日見た映画。
映画 アサインメント(The Assignment)
テロリストのカルロス・サンチェス(「ジャッカル」)を逮捕するためのオペレーションを描く人間ドラマ。
舞台となるのは、1980年代、米国とソ連との冷戦末期。海軍将校のアニバル・ラミレスは、休暇中に逮捕されてしまう。そして、アニバルの外見がカルロスにそっくりであるため、アニバルを利用したオペレーションが開始される。
カルロスに成りすますための厳しい訓練。女の扱い方の訓練も。リビアでのオペレーションでは、味方であるはずのフランスの諜報部員を殺してしまう。そして、仲間のアモスは、アクシデントに巻き込まれたアニバルを助ける代償として命を落としてしまう。アニバルの人格も次第に歪んでいき、家族との心の行き違いも。そのような犠牲を払って、カルロスの裏切りをKGBに信じ込ませることに徐々に成功していく。
終盤では、アニバルとカルロスとの直接の対決。そして、ドンデン返しに続くドンデン返し。ラストの手紙を燃やすシーンはとても印象的。
アニバルとカルロスの二役を演じ分けたアイダン・クインもすばらしいが、脇役のドナルド・サザーランド(ショー役)とベン・キングズレー(アモス役)も渋い。上質の娯楽作品である。
1997年、米国作品。監督は、クリスチャン・デュゲイ。
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