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Thursday, February 21, 2008

山崎エリナ写真展

何の変哲もない風景をいかに切り取るか。
その切り取り方の意志の強さ、切り取り方の意味の見出し方。
その意思が前面に出ているのを感じさせるような作品。

写真機という写実的な描写のための機械を用いた、詩人のような、そういう写真。

展示されている作品は、すべて、神戸で撮影されたものとのこと。
鴎、砂浜、・・・。

作者の山崎エリナにとっては、1995年1月17日の阪神大震災が、
撮ることの原点になっている。

山崎エリナ写真展
会期:2008年2月19日(火)~3月1日(土)
会場:藤屋画廊(東京都中央区銀座2-6-5 藤屋ビル2F)
www.gallery-fujiya.com

 ◇

個人的には、会場に置かれていた写真集「ただいま」「おかえり」のほうに目を奪われた。
こちらは、神戸ではなく、山の中の日本の田舎の風景。
こちらも、何の変哲もない風景といえばそうだが、今の日本が失ってしまった、何か懐かしい感じの空気。そして、人々。ひとつの家族の中に入り込んで写した、家の中の風景。
独特の世界観が表現されている。


Erina Yamazaki - Photo Exhibition

© 2008, zig zag road runner.

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Thursday, February 14, 2008

オバマ氏優勢 - 米国・大統領選挙2008

Barack Obama

米国・民主党の大統領選指名争いで、バラク・オバマ氏が、スーパー・チューズデイ以降に立て続けに勝利し、ついに、予備選代議員の獲得数においてヒラリー・クリントン氏を逆転したとのこと。

まあ、たしかに、勢いを感じるのは、オバマである。広い層の支持を集めそうでもある。クリントン氏は、政治的手腕はあるのかもしれないが、やはり、以前に夫のビル・クリントン氏が大統領をしていたことは、マイナスに働くと考えざるを得ない。新鮮さにおいてマイナスイメージがある。

ところで、新聞の扱いなどは、民主党のオバマ対クリントンばかり報じていて、共和党は小さい扱い。大統領選本選で民主党が勝つことは、もう既定なのか? そして、まだ1年近く任期の残っているブッシュ現大統領は、急速に影が薄くなりつつあるが、もうレイムダック(lame duck)状態なのか?

バラク・オバマ氏のサイト: http://www.barackobama.com/

© 2008, zig zag road runner.

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Monday, February 11, 2008

ヤフーはマイクロソフトからの買収提案を拒否

2008年2月9日(現地時間)の米国メディアが伝えるところによると、ヤフーの取締役会は、先日のマイクロソフトからの買収提案を拒否するとのこと。

マイクロソフトは、ヤフー株の直前での市場価格の6割増の買収を提案したが、ヤフー側はこれを安すぎるとしている。

グーグルがマイクロソフトに対抗する形でヤフーの買収を検討していることもあって、ヤフーをめぐる今後の動きは要注目。

© 2008, zig zag road runner.

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Saturday, February 09, 2008

雪のため、旅行中止

夕方あたりからの雪のため、予約していた夜行高速バスが運休に。代替交通手段も、なさそう。よって、旅行取りやめ。

© zig zag road, 2008

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眼の誕生/アンドリュー・パーカー

読書記録

久々に、読んで興奮する本に出会うことができた。

知的好奇心を満たしたい人にお勧めの本。眼から鱗が落ちること間違いなし。5億4300万年前に我々生物が最初に視覚を得たときのように。

実は「カンブリア爆発」という言葉を知ったのは比較的最近なのだが、それは、遺伝子の突然変異の量が偶々増えたことによって起こったわけではなく、あるきっかけに基づく因果関係をもって起こったらしいという話。

その学説を唱えた人が、この本の著者であるアンドリュー・パーカー。1967年生まれ、英国人生物学者である。

この本のタイトルが暗示するように、カンブリア爆発は、生物の視覚が大きく関係している。

そもそも、生物が視覚を得ることができたのはいつで、どのようにそれが可能だったのか。あのダーウィンですら、進化によって眼が誕生したことに、自信がもてなかったらしい。

この本は、学術書ではなく、一般人向けに書かれている。平易な言葉で解説されている。しかも面白い。そして、推理小説のようである、とまでは言わないが、第8章~第10章あたりの結論に至る前まで、様々な状況証拠を周辺から着々と積み上げる記述がある。

1980年代に、科学雑誌で、生物の「擬態」の意味が取り上げられていた。「擬態」が、生物の進化においてこれほどまでに重要な役割を果たしているとは、その時点では理解できなかった。世の中的にも、「擬態」は、学術的意味というよりは、博物学的に風変わりな事象という程度にしか捉えられていなかったように記憶している。

そして、光の重要性、視覚の重要性も、同様。

この本を読んだ後では、それが当然のように思えてしまう、ある意味コロンブスの卵的な、といっても進化論的には非常に重要なこの学説。

アンドリュー・パーカーがこの学説を最初に講演したのは2000年とのこと。そして、原著が出版されたのが2003年。やや遅れはしたが、日本語でたった数年遅れでこれを読めたことは、非常に幸せであると思う。

翻訳者の渡辺政隆氏および今西康子氏にも感謝。読みやすい日本語になっている。

繰り返しになるが、お勧めの本である。


眼の誕生/アンドリュー・パーカー
In the Blink of an Eye / Andrew Parker

(The Cause of the Most Dramatic Event in the History of Life)
草思社, ISBN 978-4-7942-1478-2


原書はこちら↓



関連記事:
http://ep.blog12.fc2.com/blog-entry-1002.html → 草思社について触れられている。良い本をたくさん出しているだけに、経営不振は確かに心配。
http://lakko.blog121.fc2.com/blog-entry-103.html
http://blog.so-net.ne.jp/kaoloon/2008-01-07 → じっくり読めるのは価値があると思うが、結論だけ早く知りたいという人の気持ちもわかる。
http://yaplog.jp/naosgl1759/archive/21 → 確かに、色の認知は、眼ではなく脳の仕事
http://www.pm-forum.org/100satsu/archives/2007/08/post_806.html → 詳しく書かれている
http://starfort.cocolog-nifty.com/voorlihter/2007/06/post_b6d3.html
http://kikikaikai.cocolog-nifty.com/kikikaikai/2006/06/post_b6d3.html → 化石の証拠が示す事実と遺伝的解析結果が示す事実を両立させること


© 2008 zig zag road runner

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Friday, February 08, 2008

ワールドカップ予選 日本4-1タイ

サッカーの2010年ワールドカップ南アフリカ大会へのアジア3次予選。

2008年2月6日に埼玉スタジアムで実施。

日本は4-1でタイを下した。

まあ、こんなものかな。

© 2008, zig zag road runner

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ココログ アクセス解析機能

今日気付いたのだが、
いつの間にか、
ここ(ココログ)に、
アクセス解析機能が付いている。

カタツムリのようなスピードではあるが、
ココログも、
進歩しているのだな、
と感じた。

© 2008, zig zag road runner

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