阪神タイガース、東京ドームで連勝。江草、三者三振の好投で初白星。藤川球児は12セーブ目。
2008年5月7日(火)、ゴールデンウィークが明けたこともあってか、東京ドームの観客はやや少な目の40,573人。
阪神タイガースの先発は下柳。1回裏に読売・ラミレスのホームランで2点を取られるが、2回裏、先頭打者から3連続安打を打たれながら後続を断って無失点に抑えたのは見事。そのときの流れは既に阪神に傾いていたとも言える。
2回表、ヒットで出塁した葛城を置いて、鳥谷が同点ツーランホームラン。次の矢野もソロホームランで、阪神は3-2と逆転。
6回表には、金本のソロホームランで1点追加。阪神としては珍しく、ホームラン攻勢で点を重ねる。
読売に追いつかれて4-4となって迎えた8回裏の攻撃では、連打でランナーをためて、さらに今度は5番・葛城のシングルヒットで決勝点。
阪神サイドの投手陣は、下柳が「ノルマ」の6回を投げ終えた後、能見(自責点2と崩れてしまった)、渡辺とつないで、8回裏は、江草が登場。ここで江草は、読売の下位・8番からの攻撃を見事に三者三振に討ち取り、9回裏の藤川につなぐ。藤川は、先日の今季初黒星の汚名を返上すべく、坂本-小笠原-ラミレスを三者凡退させ、見事にセーブ(12セーブ目)。
このところの阪神のチームの雰囲気は、何となく、連勝していた開幕当初のそれに似ている。打線でブレーキになる者はいて、決して満点ではないものの、連打でつながる。打者はボールに逆らわずに自然に打ち返す。しかも、日替わりでヒーローが登場し、相手チーム投手には決して楽をさせない。阪神としては、このモメンタムを維持したいところ。
今日のゲームの結果、首位・阪神は、2位・中日とのゲーム差は3.0で変らないものの、3位・読売を8.5ゲーム差に突き放した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | Total | |
阪神 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 |
読売 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
2008年5月7日: 第41日、第33戦、ビジターゲーム、23勝9敗1分、入場者数40,573人、通算入場者数516,065人(ホームゲーム/13試合)、618,509人(ビジターゲーム/20試合)
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