« July 2008 | Main | November 2008 »

Wednesday, October 29, 2008

最近気になった本

書籍:高血圧は薬で下げるな! /浜 六郎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047100161/
書店で気になって手にとって見た本だが、Amazonのカスタマーレビューを読む限りでは、この本の主張だけをまともに信じないほうがよいのかな? 医学は専門外なので、そのあたりの判断も難しい。

書籍: デキる上司は褒め方が凄い/日本語力向上会議
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047101494/
まあ、こういう本も気になってしまう。ところで、日本語力向上会議っていう著者名なのだが、こういう、著者の個人名が前に出てないのはあまり好きじゃないな。今年の7月に出たばかりなのにランキングが20万位台(本日現在)というのも、低すぎる気がしたり。

© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

リチャード・ドーキンスがロンドンバスに出す広告

Prof Richard Dawkins drives support for London's first atheist bus advert

URL:
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/religion/3229106/Prof-Richard-Dawkins-drives-support-for-Londons-first-atheist-bus-advert.html

Richard Dawkins。いろいろやってる。まだ目が離せない。

© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

逆から考えてみる

世界中の株や債券や外貨やコモディティや不動産などが
ほぼすべて同時に下がっているという状況。

こんなときは、あわてて動かずに、
買うタイミングが来るのをじっと待っていれば良いのだが、
それで、今さっき、ふと思ったのだが、
世界中のすべての資産の価値がすべて同時に下がってる
ということは、逆に言うと、
日本円の価値が非常に上がっているということ。

ってことは、株で損している分よりも、
円を持っていることによって得している分のほうが、
何倍も何十倍も大きいともいえるわけで(←自分の場合)、
これはもしかしたら、非常に喜ばしいことなのかもしれない。

(でも、その実感はわいていないが)

© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, October 27, 2008

関西学院大学-京都大学 無敗同士で11月1日に対戦

2008年アメフトシーズンもヤマ場にさしかかってきた。

関西学生リーグ1部のほうでは、全チームが4試合ずつを終え、その結果、関西学院大学ファイターズ、立命館大学パンサーズ、京都大学ギャングスターズの3チームが無敗。但し、京都大学は、甲南大学に引き分けており、3勝0敗1分と、関学および立命館の半歩後ろを行く。

しかしながら、今年は、近年になく京大の意気込みが感じられ、面白い展開になっている。

その中、関西学院大学と京都大学は、11月1日14時から、西京極陸上競技場で対戦。伝統の対戦が楽しみである。

© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, October 26, 2008

「くりっく365」新システムのスタートは多難?

明日、2008年10月27日(月)に取引所為替証拠金取引(通称:くりっく365)がリニューアルし、新システムがスタートする。

最近のFXブームの中、この新システムの稼動は、長く待ち望まれていた。

しかし、結果的には、最悪のタイミングで新システムのスタートを迎えることになる。

周知の通り、先週後半には為替相場が大荒れ。日本円以外のほぼすべての通貨が急激な大幅安となって週末を迎えている。外貨(円以外)をロングポジションで持っていた投資家の中には、証拠金不足でロスカット強制終了を喰らってしまった人も多いだろう。

新しいシステムでは、様々な機能追加が行なわれるが、何といっても大きな目玉として目論まれていたのが、トルコリラや南アフリカランドなど、いわゆる新興国通貨が「くりっく365」でも取引できるようになること。これらの通貨は、過去数年、高金利通貨としての人気が高く、外貨預金あるいは外債投資の代わりとしてFX取引を行なっていた投資家も少なくない。

しかし、USドルやユーロや英ポンド以上に、これらの新興国通貨こそが、今、急激に下落している。例えば、政策金利16%~17%台で推移していたトルコリラは、2008年8月下旬ではまだ92円台であったのが、10月25日(土)朝(日本時間)の時点では、54円台まで下落。つまり、TRY/JPYレートは、たったの2ヶ月弱で40%以上も下落した計算である。

さらには、あるFX業者(「くりっく365」ではないが)は、顧客に対して次のような趣旨のメールを顧客に対して送付している。
1)TRY(トルコリラ)、ZAR(南アフリカランド)、HKD(香港ドル)、MXN(メキシコペソ)などの新興国通貨の流動性が極めて低下している。
2)10月27日以降、カバー先からのレート配信がなくなり取引不可となる可能性がある。
3)同様に、ロールオーバー不可となり、強制決済される可能性がある。
4)このため、証拠金も引き上げる。大幅な引き上げになる通貨ペアもあり得る。

あっさりと書かれているが、その内容は驚愕に値する。つまり、これらの通貨については、取引システムそのものが機能しなくなる(無くなるに等しい)可能性があると言っている。いくら低レバレッジでポジションを維持しようと思っても、ロールオーバできずに強制決済されてしまう可能性があると言っている(現時点では、あくまで可能性に過ぎないが)。多くの人にとって想定外の事態だろう。

このような中で、くりっく365の新興国通貨取引が無事にスタートできるのか、充分に注意を要することであるし、明日のためにシステム投資をしてきたはずのFX業者が経営的にこの難局をいかに乗り切るのかも、注目すべきだろう。


追記:
更なる情報によると、予定されていた通貨ペアの拡大のうち、一部の通貨ペアの取引は実施除外されているようである。


© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, October 19, 2008

セ・リーグ CS第2戦 阪神が勝って1勝1敗のタイに

2008年10月19日(日)、プロ野球 セントラルリーグのクライマックスシリーズ第2戦は、阪神タイガース(レギュラーシーズン2位)が中日ドラゴンズ(同3位)を7-3で破り、1勝1敗のタイに持ち込んだ。攻撃では、鳥谷が2本塁打で貢献した。阪神投手陣は、7回から、J(ウィリアムス)-K(久保田)-F(藤川)のリレーで締めくくったが、勝負をほぼ決してからとはいえ久保田が中日のウッズにホームランを打たれるなど、やや不安も残る。第3戦も気分を引き締めていきたいもの。

© 2008, zig zag road.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

WBC(World Baseball Classic)の監督選出問題に対するイチローの批判

日刊スポーツのウェブサイトでの記事(2008年10月19日 21時20分 日本時間)によると、米国・大リーグ シアトル・マリナーズに所属しているイチロー(鈴木一朗)選手が、2009年に開かれる第2回WBC(World Baseball Classic)の日本代表チーム監督選出問題での混迷状況を批判するコメントを発したとのこと。

http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20081019-420814.html

日本国内では、「現役のプロチーム監督が代表チームの監督を兼ねるのは難しい」との理由で選定が行なわれようとしているが、これは、明らかに、星野仙一氏を監督として選ぶための理由付け。それに対してイチロー選手が「最強のチームをつくると言う一方で、現役監督から選ぶのは難しいでは、本気で最強のチームをつくろうとしているとは思えない」と指摘しているのは、一般論として述べているわけではなく、要するに星野を選ぶことへの批判あるいは不満。

同日朝のTBSのテレビ番組では、元プロ選手の張本勲 氏も、現在の選出方法に対する批判を露わにしていた。

星野は、北京オリンピックでの4位という結果を引きずっている。単に勝てなかっただけではなく、ゲーム後の審判批判発言が言い訳めいて解釈されるなど、その責任感の意識的な部分で傷を残してしまっている。

野球というスポーツの特性や、プロ選手たちで代表チームが構成されることなどを考えると、監督に求められるのは戦術などよりも精神的な支柱になり得る存在感かもしれない。

今後も紆余曲折がありそう?

© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Open Sesame / Freddie Hubbard

フレディ・ハバードのオープン・セサミ。最近聴いたCD。彼のデビュー作。かっこいい。音もいいし、ジャケットの雰囲気も。


© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, October 16, 2008

できそこないの男たち 福岡伸一の「本が売れる理由」

本日(2008年10月16日)の日本経済新聞・夕刊第1面に、福岡伸一氏のコラム「本が売れる理由」が掲載されている。

福岡伸一氏は、新書「生物と無生物のあいだ」の著者といえば、わかる方も多いだろう。彼が書いた「生物と無生物のあいだ」は、それより前に彼が書いた本の部数すべてを足した数の10倍よりも多くの部数が売れたとのこと(こういう表現は、理系の物書きらしい)。

で、なぜ売れたかを分析しているのだが、「本が売れる最大の理由は、その本が今売れているから」ということに気付いたとのこと。まあ、これはマーケティングの世界では当たり前のことなのでとりたてて言うほどのことはない。そして、そのサイクルを加速したのが「ブロガー」であるという点と、そのブロガーはアフィリエイトの仕組みによってインセンティブを有していると述べている。これも、目新しい話ではない。

私が興味を引かれたのは、福岡伸一氏が、アフィリエイト報酬に関して「報奨の率を聞いて愕然とした」という記載。はて、彼はどのように愕然としたのだろうか。疑問が沸いた。愕然としたというくらいだから、その率が高すぎると感じたのか低すぎると感じたのか、いずれかであろう。

どちらだろう? それが書いてないのだが。

仮に、彼が、報奨率が高すぎることに愕然としたとする。苦労して書いた筆者の率(本だと10%くらい?)に比べて単に紹介しているだけの人の率が高すぎると感じたのか? だとしたら、彼は、販売という行為の重要性を軽視しすぎである。

逆に、彼が、報奨率が低すぎることに愕然としたとする。ちょっと、考えにくいけど、たかだかそのような小さなインセンティブでよくやるものだと感じたのか? まあ、ブロガーは決してアフィリエイト収入を主目的としてブログを書いているわけではないが。まあ、確かに低いとは私も思うが、でも在庫も持たずに得られる収入としては妥当な線でもある。

というわけで、彼は、最新刊の著作「できそこないの男たち」のタイトルをさらりと紹介した上で、この新著が売れるか否かも、好循環の初期加速がつくかどうかが鍵であるという趣旨のことを述べて稿を結んでいる。

このコラム自体が、ブロガーたちが新著を取り上げることを狙っているという深い考えがあるのだとしたら、私もそれに乗ってみようと思う(ということで、この記事を書いた)。

「生物と無生物のあいだ」は面白かったし、文章も上手いので、新作にも期待しつつ。




福岡氏は、ドーキンスの著作の翻訳も行なっている。



© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, October 13, 2008

HMV新宿East (新宿・ルミネエスト6F) の憂鬱

音楽の終わりを告げているのかもしれない、と思った出来事だった。

新宿のルミネ・エスト6Fで「HMV新宿East」の改装をしばらく前から行なっていて、どのように変わるのだろうと、少し楽しみにしていたのだが、今日、久々にそのフロアへ行ってみたら(改装されてからもう1ヶ月以上たっているので、今更、と思われる方もいるだろうが)、かなり変わっていて、最初は何がどうなったのか、なかなか理解できなかった。

ここのHMVは売場面積で渋谷店には劣るものの、それでもかなり広く、場所の便利さもあって、いろいろなCDを探したりするのによく使っていた。

でも、改装の結果、売場面積は元の四分の一か、それ以下になってしまっている。

これだけ売場が狭いと、もう、売れ筋の商品しか置いてない、コンビニエンスストア状態になってしまっていて、そこにはもう知らない音楽を探す楽しみは、明らかに、なくなった。

ヴァージン新宿店がなくなり、HMV渋谷店の面積縮小が行なわれ(そのHMVの空いたフロアに入った青山ブックセンターも既に撤退し)、そして、ルミネエスト6Fがもはや瀕死の状態。

みんな、AmazonでCDを買うようになったからこの結果は当然と言えば当然と言えるかもしれないし、さらに言えば、Amazonで買うかどうか以前にCD自体が売れなくなっているし、もう、時代の大きな流れは止められないところまで来ているのか。

ネット配信のシェアが伸びているのも一因だろうが、より大きく言うと、音楽のパワーがダウンして人をひきつけられなくなった、面白い音楽がなくなった、音楽を聴く側の姿勢が変わるとともに音楽がBGMの地位に安住している。そのようなところかな。

実は、ルミネエストの6Fについては、本ブログzig zag roadでは、2004年11月27日に都心大規模書店の憂鬱 / 新宿・山下書店の閉店という記事を書いており(当時は、建物名は「マイシティ」)、あれからもうほぼ4年もたつのか、という感慨とともに、同フロアを舞台としてメディアの攻防と文化の衰退(と、敢えて言う)は、さらに僕を憂鬱にさせる。

© 2008, zig zag road runner.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2008 | Main | November 2008 »