今年の漢字
「今年の漢字」という募集が行なわれている。
何だろう、今年の漢字は。
北京オリンピックは、この夏の一番の注目イベントであったけど今年を代表する漢字をこのスポーツイベントから抽出するというのは、何となく違うように思える。
「サブプライム問題」が発生したのは2007年であったが、それがより直接的な形で日本の多くの人を直撃してきたのは、やはり何といっても今年の夏以降の株価下落、そして9月のリーマンブラザーズショックである。
そういう意味では、今年は、久々に、金融が主役(負の意味の主役ではあるが)となって暴れまわった年である。
というわけで、「融」だな。
金融の「融」。
そもそも、なぜ金「融」というのだろうか?
融けるから?
全世界の金融資産は確かに融けてしまった。通貨も融けてしまった。ハイ・レバレッジで儲ける手法も融けてしまった。融けてしまいそうになった国(そういう意味では、「氷の国」が融けた?)すらある。
あらゆる価値観も融ける? 世界の21世紀的価値観は、これから再構築していかねばならないだろう。
悲観的にばかりもなっていられない。
融和・融合で新たな世界が構築されていくという期待(希望、願望?)も込めて、
今年の漢字は、私的には「融」に決定。
コネタマ参加中: 2008年「今年の漢字」、あなたは何にする? イベントも開催!
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