Monday, November 21, 2005

D2Xの実売価格

D2Xのメーカー希望小売価格は消費税込みで63万円。

実売価格はいくらくらいか。このブログでも、D2Xの価格については発売前にはいろいろ書いていた。

私は、D2Xを今年(2005年)の5月に415,000円(消費税込)で購入した。買ったのは、新宿の某大手カメラ量販店。店頭に表示されていた価格は498,000円(消費税込)だったが、交渉した末に上記の価格まで下げてもらった(但し、ポイントカードへのポイント付与はなし)。

ちゃんとした流通ルートで、415,000円という価格で変えたのは満足だった。当時(今でも)、この値で買えるところは他に見当たらない。

価格.comを見ても、本日(2005年11月21日)現在でも最安値は417,480円(消費税込)。価格幅は417,480円から511,793円まで。

少しずつ下がってきたとは言え、さすがはNikonの旗艦機種。値は堅い。

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デジタル情報クライシス デジタル写真の長期保存

3年ほど前からデジタル一眼レフカメラを使っている。

以前はNikonのD100。最近は同じくNikonのD2Xを使用。

今月発売された雑誌「月刊カメラマン」を見てもD2Xの評価は高く、私自身もほぼ満足しており、今はもうフィルムカメラ(Nikon F5など)よりもこのデジタルカメラのほうをメインに使っている。

それはいいのだが、問題は、撮った写真をいかに保存するかである。

今は、ハードディスクと、CD-Rとを併用している。CD-Rの枚数がだんだんと増えてきたため、近いうちにDVD-Rも導入する予定。

ハードディスクは、PC内臓のものと、外付け2台とをあわせて、総容量は約360GB(ギガバイト)。

多いときは、1回(1日)の撮影で1000枚から1500枚程度撮る。JPEG形式で保存しても、1日分の撮影データが2GBを超えることも珍しくない。

問題は、これらの媒体に保存したデータが使えなくなるかもしれないという恐怖といつも隣り合わせにいること。先日、ハードディスクのエラーにより、一部のデータにアクセスできなくなってしまった。同じデータがCD-Rにも保存されているため救われたが、ハードディスク装置が買ってから2年もたたないうちにエラーを起こすということは、非常に信頼性に欠ける。CD-RやDVD-Rなどの媒体も、保存状態によっては意外と早く(10年以内に?)読めなくなる可能性がある。

これは大問題である。

と思っているときに、1冊の本を発見した。

デジタル情報クライシス 情報を1000年残す方法
編集:中島洋
発行:日経BP企画
発売:2005年11月

 システム障害、磁気ディスク・テープの寿命、記録方式技術の陳腐化、ハードウェア・ソフトウェアの製造中止・・・・・・。デジタル情報への依存度が高まる現代社会に、唯一残された長期安全保存の方法を紹介する話題の書。

さっそく買って読んでみようと思っている。

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Sunday, May 29, 2005

D2X 使用レポート(クロップ高速 など)

前にも書いた通り、NikonのD2Xを購入した。

先週、さっそく試し撮りをしてみた。
ずっとD100を使っていたので、特にあらためてD2Xの説明書を読まなくても、だいたいの操作はできる。
シャッターを押した感触は、D100よりも良い。指の操作のレスポンスがしっかりと返っててきて、非常に撮りやすい。
あと、気付いたのは、本体背部の液晶モニタの色は、D100よりもD2Xのほうがちょっと派手な感じ。

試し撮りの結果わかったことは、あたりまえのことなのだが、
1)予備のバッテリーを買う必要あり
  ⇒ とりあえず、2パック追加購入。
2)記録メディアの追加が必要
  ⇒ 今まで、一日の撮影は多くても2GB~3GBに収まっていたのだが、D2Xになって、画像1枚のサイズが増えたため、2GBのコンパクトフラッシュを追加購入。これで足りなかったら、あと2GB買えば、なんとかなるだろう。

そして、この土曜日に、D2Xを初めて本格的に撮影に使った。
この日は、スポーツの撮影。

D2Xで最も使いたかった機能は「クロップ高速」撮影。
つまり、D2Xの撮像素子が有する画素数は4288×2848(12,212,224画素)なのだが、そのうちの中央部の3216×2136(6,869,376画素)だけで撮影することにより、画角が狭くなる(つまり、より長い望遠レンズを使ったときと類似の効果が得られる)、そして、記録データ量が少なくて済むために連続撮影コマ数が増え、連続撮影速度も8コマ/秒に上がる、というのが「クロップ高速」。スポーツ撮影には一石二鳥。

通常撮影と「クロップ高速」撮影を切り替える方法は、2つある。

第1の方法は、「撮影メニュー」の中の「クロップ高速」をOnあるいはOffに切り替えること。

第2の方法は、「クロップ高速簡易設定」を使う。つまり、「カスタムメニュー」の中の「f4 ファンクションボタンの機能」で、「クロップ高速簡易設定」をOnにしておく(製品出荷時はOffになっている)と、ファンクションボタンとメインダイヤルとの併用により「クロップ高速」のOn/Offを切り替えられる。

撮影途中で短時間で切り替えられると非常に便利なので、私は、第2の方法を使うことにした。

「クロップ高速」の設定がOn/Offのどちらになっているかは、わかりやすく表示されるので全く問題ない。

最初少し戸惑ったのは、「クロップ高速」のときに撮影される範囲がわからず、撮りたいものが切れてしまうこと。撮影範囲の枠は表示されているのだが、速い速度で動くものを追いかけながらフレーミングするため、長年の修正で、ファインダーで見えているものは写ると自分の頭が思い込んでしまっている。

まあ、でもそれは慣れの問題。1時間も使っていれば、慣れてきた。

そんな感じで使っていたのだが、1秒間に8コマ切れること、そして、最大で35コマ連続で撮影できることは、この上なく良い。

よく、この価格で、ここまでの性能のカメラが作れたものだと感心する。Nikonさん、ありがとう。

ということで、D2Xを使っていて気付いたことは、今後もこのブログに書いていくことにする。

zig zag road の カテゴリー「Nikon D2X」

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D2X

Nikon D2X


Nikon D2X用 Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL4

コンパクトフラッシュ 2GB
コンパクトフラッシュ 4GB
マイクロドライブ

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Thursday, February 24, 2005

Nikon D2X

Nikon D2X が、いよいよ、2月25日に発売になる。

D2X関連 過去の記事

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Sunday, February 20, 2005

Photo

今日(2月20日)は、ミュージシャンの撮影だった。
クライアントさんには、D2Xのことを少し聞かれた。

知らない間に、ニコンが、D2Hの後継機、D2Hsを発表していた。これ、要るのか?

Nikon D2X
Nikonデジタル

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Sunday, January 30, 2005

Nikon D2X発売日が迫る

Nikon D2X
Nikonデジタル

Nikon D2Xの関連記事

当初は2005年1月発売とアナウンスされたNikon D2Xであるが、発売日は2月25日に修正されている。

価格情報なども既に上記のリンク先の関連記事で書いたが、Amazon.co.jpでも、商品が掲載された。

Nikon D2X (1240万画素)

定価(メーカー希望小売価格)は税込で63万円だが、実売価格はかなり安めで買いやすい。あと、1ヶ月弱。発売が待ち遠しい。

関連商品も下記の通り。

Nikon WT-2 D2X用ワイヤレストランスミッタ
Nikon D2X用 ファインダースクリーンV型
Nikon AN-D2X D2X用ストラップ


なお、きたむら花堂写真倶楽部 さんの記事によれば、
* D2Xはスタジオ・商品撮りを主眼に置いた味付け
* スポーツカメラマンへのモニター回答は「ISO800までが実用域」
とのこと。
んー、まあ、スポーツ撮影でも、ISO800までいければ、東京ドームくらいの明るさならばF2.8のレンズで1/250秒くらいでシャッター切れそう。それより暗いところだとやはりつらいかもしれないが。

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Friday, January 14, 2005

D2X 発売日,価格

Nikonデジタル

Nikon D2Xの関連記事

D2Xの発売日が正式に決まったようである。

Nikonからの報道発表を見ると、発売日は2月25日。月産8000台とのこと。「デジタル一眼レフカメラ『ニコン D2X』は、2005年1月発売予定とお知らせしておりましたが、2005年2月25日発売に変更させていただくことになりました。商品をお待ちのお客さまにはご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。」とも書かれている。

1月発売予定が延期されたのは、まあ、予想通り(?)

なお、米国でも、2月25日発売ということがNikonから発表されているようである。

気になる実売価格のほうだが、日本では、非公式な情報として大手量販店で498,000円という噂がある。
米国では、「Nikon推奨の小売価格は$4999」という情報もある。小売店で価格を出しているところはまだみつからない。欧州では、4500ユーロという線が出ている。この4500ユーロは、現在の為替レートを考えればやや高めか。

いずれにしても、12月25日の記事を書いた時点では「実売価格が50万円を少し切るくらい」という線を希望的観測として書いていたのだが、上に書いたような様々な情報を見る限りでは、この商品をNikonはかなり本気で売るつもりであることがうかがえる。

(c) 2005, zig zag road runner.

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Sunday, January 09, 2005

Nikon D2H

Nikon D2Xの発売日は未だ発表されていないようである。
ところで、D2Hのほうは、かなり安くなってきた。
Nikonの開発責任者の人が言っていたが、D2Xが発売された後も、D2Hの需要は続くと読んでいるようである。
確かに、D2Xに比べて半分以下の価格であれば、また異なるユーザ層がD2Hを買って使うということは充分にありそうである。

Nikon D2H

Nikon D2H デジタル一眼レフカメラ ボディ単体
ニコン 
[ エレクトロニクス ] 2003-11-30   
Nikon EN-EL4 D2H専用Li-ionリチャージャブルバッテリー
ニコン 
[ エレクトロニクス ] 2003-11-30
エツミ E-1322 プロ用液晶ガードフィルム (ニコン D2H用)
エツミ 
[ エレクトロニクス ] 2004-06-14
Nikon ファインダースクリーンB型(D2H用)
ニコン 
[ エレクトロニクス ] 2004-02-14
Nikon ファインダースクリーンE型(D2H用)
ニコン 
[ エレクトロニクス ] 2003-10-30

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Saturday, December 25, 2004

Nikon D2X 実売価格は?

2005年1月に発売予定のNikon D2Xの実売価格はどれくらいになるのだろうか。

メーカー希望小売価格は60万円(税別)であるが、流通関係者に聞いてみても、今のところ、まだ実売価格はわからないとのこと。価格.comのサイトを見ても、まだ「価格情報の登録がありません」と表示されている。

一方で、インターネットで米国・カナダのほうを見てみると、いろいろな予測・観測が書かれているが、最近の情報を総合すると、小売価格情報として「US$5,200」というひとつの線が目安になりそうな気配がある。近年、日本メーカーの一眼レフカメラは、日米間であまり小売価格の差はない。このことを考慮して、この「US$5,200」に直近の為替レート「104JPY/US$」を適用してみると、「540,800円」。発売当初は54万円(税別)あたりになるのだろうか。

実売価格が50万円を少し切るくらいになると販売台数も増えるような気がするのだが、Nikonは市場をどのように見ているのだろうか。

Nikonデジタル

Nikon D2Xの関連記事

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Tuesday, December 21, 2004

Nikon D2X (一眼レフデジタルカメラ)

2004年9月1日に、Nikon D2Xという記事の中で、そのときの状況などから「アナウンスがないとユーザは動きがとれない」という趣旨のことを書いた。その時点では、まだD2Xという製品は正式には発表されていなかったのである。

Nikonの人がそれを読んだわけではないだろうが、9月16日に、D2Xが2005年1月に発売されることがアナウンスされた。

主な仕様だけをあげると、
- 有効画素数は、12.4メガピクセル
- 連続撮影は、5コマ/秒
- 「1005分割RGBセンサー」, 「CMOSセンサー」, 「環境光センサー」の3つのセンサーを利用したオートホワイトバランス(AWB)とオートトーンコントロール(ATC)
- 1005分割RGBセンサーを利用した3D-RGBマルチパターン測光II(「II」というのは、従来の測光からさらに進化してると言う意味らしい)
- レリーズタイムラグは、37ミリ秒
- オートフォーカスは、11点測距
- 高速無線LANでの画像転送可能
といったところ。

面白いのは、「クロップ高速機能」。これは、12.4メガピクセルの画素のうち、撮像素子の中央部の6.8メガピクセルのみを使って8コマ/秒の高速撮影が出来るというもの。D1XとD1Hの両機種が発売された当時は、D1Xが高画質追求用、D2Hが高速連写用という感じで役割が分かれていたが、このD2Xを使えば状況に応じてその両方の目的に使えるということになる。しかも、高速連写用といっても、6.8メガピクセルあれば画素数としてはたいていの用途に充分である。また、撮像素子の中央部のみを使うと言うことは、レンズの焦点距離を35mmカメラに換算したときの値がさらに大きくなるということで、少しでも長いレンズがほしいスポーツ撮影にはちょうど向いている。

とり撮りBLOGの記事によると、このクロップ高速機能へのモード変更については、「メニューから行う方法とファンクションキーに割り当ててCropOn/Offを切り替える方法が用意されている」とのこと。

プレスリリースでは、NikonはこのD2Xを「プロフェッショナル向け」と位置付けているが、おそらくプロ(主に報道機関?)だけでなく、多くのアマチュア写真家もこの機種を購入するであろう。

振り返ってみれば、NikonがD1を60万円(メーカー希望小売価格、税別)で出したとき、一般大衆をもターゲットゾーンに含んだ高機能デジタル一眼というマーケットを切り拓いたという意味でその衝撃は非常に大きかったが、その後のD1H, D1X, D2Hと続くヒト桁シリーズは何となくマイナーチェンジっぽい印象は避けられなかった。D2Hなどは、今となって思えばアテネオリンピック用にかなり無理をした製品化だったとさえも思える。対してD2Xは、仕様を見る限りでは、後継機種としてNikonの期待がかかった自信作なのだろう。価格は、今回も60万円(メーカー希望小売価格、税別)。お買い得だと思う。というか、私は買う、多分。

残る問題としてやや心配なのは、本当に1月に出てくるのかということ。現時点(12月21日)で、明確な発売日は決まっていない模様。1月の下旬らしいという噂はあるが。

Nikonデジタル

Nikon D2Xの関連記事

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